8月7日

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再びバルセロニスタに聞きました

まだ1か月弱のプレステージでありながら、そして最後のテスト試合を今日に控えながら、すでに多くのバルセロニスタは今シーズンのバルサに対する期待を表明している。
「バンガールにもう一度チャンスを!」
これが多くのバルセロニスタの出した答えだ。リーガ制覇の可能性を信じ、リケルメにリーダーの素質を見るバルセロニスタ。セルジ、アベラルド、リバルドの放出という事件があったにも関わらず、メンディエタやリケルメの加入によってさらなる希望を感じるバルセロニスタ。そしてもっとも重要なこと、それはバンガールに再びチャンスを、という声が大部分を占めていることだろう。

バンガールが今シーズンの監督に就任という声明がおこなわれた2、3か月前、多くのバルセロニスタはこの決断に批判的だった。それはあまりにもショッキングな出来事であったからだ。そして今、多くのバルセロニスタは「再びバンガールにチャンスを」という考えに変わってきている。この変化はいったいなにゆえ生まれたのだろうか。

もちろん「基本的に反対」の人たちもこの中に大勢いることは間違いないだろう。それでもシーズンが近づき大事な試合をむかえるにあたって「バルセロニズムの団結」の必要性からバンガールを支持する声となっている部分もあるに違いない。だが出戻りバンガールに対し、彼に変化を感じている人が多いことも確かなことだ。この夏、多くのバルセロニスタにとって不愉快な出来事がいくつかあった。リバルドの「決してバルセロニスタと感じたことはなかった」発言、そしてロナルドのマドリ移籍の可能性。そのような状況の中でバンガールが示すクラブに対するプロフェッショナルな態度、つまり忠誠心とか義務感を再三表明してきたことによる彼に対する親近感が生まれつつあるのだろう。我がクラブのために戦ってくれるすべての人たちを、無条件で支持するバルセロニスタ。すべての違いを忘れて、タイトル獲得のために団結を要求するバルセロニズモ。いくつかのアンケート結果を次ぎに示してみた。

1.リーグ制覇の可能性
大いにある・・・・・・・59%
少ない・・・・・・・・・26%
非常に少ない・・・・・・15%

過半数以上のバルセロニスタがタイトルの可能性を見ている。この時期における楽観的な見方は、そもそもバルセロニスタは歴史的に楽観主義的傾向があることも証明している。

2.ここまでのバンガールについて
非常に良い・・・・・・・7%
良くやっている・・・・・29%
普通・・・・・・・・・・31%
ダメ・・・・・・・・・・33%

多くの予想を裏切り、バンガールを支持する層が厚いことを示している。バンガール第二次政権順調なスタートと言っていいだろう。

3.プレステージでのチームを見て
非常に良い・・・・・・・・3%
良くやっている・・・・・28%
普通・・・・・・・・・・35%
ダメ・・・・・・・・・・34%

アヤックス戦での敗北にも関わらず、多くの人々がこれまで順調に来ていると見ているようだ。

4.どの選手がいいと思うか
クルイベル・・・・・・・32%
リケルメ・・・・・・・・25%
メンディエタ・・・・・・23%
サビオラ・・・・・・・・20%

クルイベルが一番に選ばれたのは驚き。リケルメ、メンディエタの新加入選手とサビオラがほぼ並んでいる。

5.まだ補強するべきか
左ラテラルを・・・・・・70%
9番を・・・・・・・・・30%

バンガールによるシステムでは左ラテラルがそれほど重要なものとなっていないにも関わらず、不安を持つバルセロニスタ。

6.なぜ多くのゴールと取られているのか
3人ディフェンスだから・・・・・53%
体力が出来上がっていないから・・20%
集中力の欠如・・・・・・・・・・27%

多くの人々が3人ディフェンスの危険性を感じているようだ。だがバンガールはこのシステムをシーズン通じておこなっていくだろう。


●チブ、将来はクーマンバルサで
左ラテラルとして期待しているバンガールに対し、セントラールとして期待するクーマン。そしてチブ自身はセントラールとして一時代を築きたいと思っている。この夏、バンガールの誘いを断った一つの理由は左ラテラールとしてプレーしたくなかったと語るチブ。もちろんレアル・マドリの要請に対する答えは簡単にノーだった。彼はクーマンの下でまだ多くのことを学びたいとも言う。まだバルサに行くのは早いと考えるチブ。彼の将来はクーマンがいつ再びバルセロナの地を踏むか、それにかかっている。

●複雑化してきたロナルド問題
99%の可能性でマドリ加入(少なくともマドリメディアによれば)が決まっていたロナルドだが、昨日ミラン入りした段階から状況が少しずつ変化してきている。昨日のマルカの伝えるところによれば、マドリはすでに彼のプレゼンテーションのスポンサーも獲得し、万一の負傷に備えての保険会社との契約も済ませたとなっている。

空港には多くのインテリスタがロナルドを待ち受け「裏切り者」「恥知らず」「恩知らず」「ユダ」の垂れ幕が並ぶ。空港裏口からクラブに向かったロナルドを待っていたのは、会長のモラッティではなく最終結論をだすことができない副会長たちだった。この会談の最中に電話によるロナルドとモラッティの会話が実現する。インテルを出たいと語るロナルドに対するモラッティの回答はたった一つ。
「1億ユーロを払いなさい」

この交渉の進展を逐一報告を受けていたマドリの会長フロレンティーノ。彼はこの会談が終わるやいなや、多くのマドリディスタやマドリメディアが驚く発言をする。
「我々はロナルドを取らないことに決定した」

ロナルドは今日の練習にインテルの一員として参加することが義務づけられている。モラッティの方針は誰もが予想するより固いものだったようだ。1億ユーロを払うクラブを探しだすか、さもなくばインテルに残るか、二つに一つ。彼の意志は固い。


背番号発表!

 1 ボナノ
 2 レイジゲル
 3 デ・ボエル

 4 アンデルソン
 
5 プジョー
 6 チャビ
 7 サビオラ
 8 コクー
 9 クルイベル
10 リケルメ
11 オーベルマルス
12 クリスタンバル
14 ジェラール
15 ロッケンバック
17 メンディエタ
18 ガブリ
19 ダニ
21 ルイス・エンリケ
22 ジェオバンニ
25 エンケ
26 ビクトル
31 モッタ
33 トルトレーロ
34 イニエスタ
35 ナバーロ
36 ダビ・サンチェス