8月28日

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Previa Champions League
8月28日 19:00
Wojska Polskiego
LEGIA VARSOVIA
vs
FC BARCELONA
 

●召集選手(スタメン候補
ビクトル、デ・ボエル、プジョー、ナバーロ、モッタ、チャビ、コクー、メンディエタ、サビオラ、ルイス・エンリケ、クルイベル、エンケ、クリスタンバル、ガブリ、ジェラール、ロッケンバック、ジェオバンニ、ダニ

●負傷中
オーベルマルス、アンデルソン、リケルメ


ロナルドはいらん、バンガール

インテルが示してきたロナルドのレンタル移籍。だがバンガールにはロナルドは必要ないようだ。彼の否定的な発言により、多くのバルセロニスタの期待はわずか数時間のうちにはかなくも消えてしまった。
そして昨日の夜、バルサはオフィシャルページを通じて、夏の補強は終了したことを宣言した。

ガスパー会長が先頭になり、ここ何日間かロナルド獲得の可能性を模索してきたバルサ。それはガスパー会長とインテルのモラッティ会長との両クラブ最高責任者同士の話し合いにまで進んでいた。イタリアメディアが伝えるところによれば、ロナルドの代理人とマドリの間ではすでに契約書が交わされているとしている。ガスパーにとっても、そしてモラッティにとっても、マドリの傲慢なやり方に対して反撃を開始したいところ。そしてロナルドをマドリに移籍させない方法、それはバルサへのレンタルが一番良い方法とうつっていたようだ。そこでインテルがバルサへのロナルドの1年間のレンタルを了承することになった。

バルサにとってロナルドの獲得は、フットボール的にも、そしてビジネス的にも絶好の材料となるはずだった。本紙がおこなったアンケートによれば、80%のバルセロニスタがロナルドのバルサへの復帰を望んでいるとしている。しかもライバルのマドリに対する、精神的な大きな打撃にもなることは間違いないところ。それにも関わらず、このロナルド復帰作戦がなぜ現実化しなかったのか。それはバンガールが反対したからだ。

インテルの条件は次のようなものだった。1年間のレンタル料は700万ユーロ。もちろん買い取りのオプション付きだ。そしてロナルドの年俸600万ユーロはもちろんバルサもち。細かい数字を足していくと、トータル2000万ユーロにのぼる。

バンガールがロナルド加入に反対する理由はいくつかある。まず、高額な年俸をとる彼の加入は選手間のバランスを崩すことになること。バンガールはクラックを理解できない数少ない監督の一人だ。リバルドの放出を見るまでもなく、特別な選手がグラウンドやベンチにいてはいけないという発想を持っている監督。そして彼のノートブックにロナルドのプレースタイルは入る余地がないことも理由の一つだろう。

昨日の夜、ロナルド獲得に関するバンガールの否定的な発言がおこなわれてからバルサのオフィシャルページに突然のコメントが登場した。
「現段階において、バルサは新加入選手の交渉をいっさい終了することにした。したがって、今シーズンの選手加入問題はすでに幕が閉じられ、新たな選手の加入はないものとする。」
つまりハッセルバインもロナルドもバルサには来ないということを宣言したということだ。


●モッタ、20歳の誕生日
昨日の朝から扁桃腺がはれているモッタは今日の試合には出場しない。ドクタープルーナからストップがかかっているからだ。だがモッタにとっては今日は特別な日になるはずだった。なぜなら今日が20歳の誕生日だからだ。残念ながらグランドでは祝うことができなくなってしまった。
20年前の今日、ブラジルのサン・ベルナンド・カンポで生まれた彼は、17歳の時大冒険にでた。バルセロナからの誘いに応じてクラブの下部組織でプレーすることになったからだ。それからわずか3年、彼は早くも一部リーグでプレーできるようになっている。

●イバン、エスパニョールに大接近
昨日の午後、モンジュイクのエスパニョールオフィスでおこなわれた3時間にものぼる交渉。イバンの代理人とクラブ関係者でおこなわれた移籍交渉だ。クラブ側からはエスパニョールの会長であるサンチェス・リブレ、クラブディレクターのセルヒオ・モルガード。イバン側からは代理人のマネル・フェレールが参加。交渉は順調に進んだようで、早ければ今日にも正式加入の発表がおこなわれるかもしれない。

●ダニ・トルトレーロ、バルサに残留
サラゴサからのオファーがきていたトルトレーロだが、最終的にバンガールの希望によりバルサBに残る可能性が強まったようだ。サラゴサとの交渉は大詰めまできていたものの、バンガールの決断によって交渉は中断された形となっている。これからの長いシーズンにおいて、バンガールはバルサBからの協力が必ず必要となると見込んでおり、トルトレーロも必要に応じて一部の練習に合流することが多くなりそうだ。

●モリエンテス、2000万ユーロで発売中
ついにモリエンテスに最終決断がなされた。マドリの会長フロレンティーノが、なんにもしないディレクターバルダーノの尻を叩いてモリエンテスを売れとの命令を出している。彼の獲得にもっとも興味を抱いているのがローマのカッペロ。これまで6000万ユーロと査定されていた彼の違約金がネックとなって交渉さえおこなわれずにいたが、これを機に話しは進む可能性がでてきた。どうしてもモリエンテスを売りたいフロレンティーノは買い手がバルサであっても反対はしないとの声明をだしている。

●リバルド、今日デビュー
心の底からミラニスタとなったリバルドが、いよいよ今日の試合で正式デビューすることになる。チャンピオンズ予備選となる今日の試合だが、ミランは2週間前のホームでの試合では最少得点差で勝利している。チェコ相手の今日の試合でリバルドはデビューすることは間違いないが、スタメン出場というよりは途中出場の可能性が強そうだ。