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9月10日
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ジェオバンニ、お前の出番だ! 先日のオランダ代表選で90分フル出場したクルイベル。彼を土曜日のビルバオ戦に温存したいバンガールが選んだ”9番”、それはジェオバンニだ。明日の国王杯戦はジェオバンニがクルイベルの代わりとなってゴールを狙う。 モリエンテスもいなければハッセルバインもいないバルサ。そのようなバルサにとって、クルイベルが不在の場合はそのポジションを埋めるのはダニかルイス・エンリケが自然なところ。だがバルサカピタンはリハビリ中でビルバオ戦出場が優先事項となっているため明日の試合には起用できない。したがってダニの登場、とはならないのがバンガールバルサ。 バンガール監督就任が決まって彼が下した決断の一つにダニの放出があった。だが「バルサでの成功」を夢見るダニはクラブから出る意思はないという。そしてプレステージが始まり練習試合に起用されたダニだが、やはり良いところなく終わっている。これまでの公式試合にベンチ入りはしているものの出場はしてないダニの現実は厳しい。メディアの中では彼の出場はこれから一試合もないと言い切るジャーナリストさえいる。それを証明するかのように、明日の試合ではクルイベルが休みに入る可能性が強いという状況であるにも関わらず、ダニの名前は上がってこない。バンガールが考える”9番”、それはジェオバンニだ。 ジェオバンニをデランテロとしてその後ろにリケルメ、サビオラの二人のメディアプンタ。これがバンガールが考える攻撃スタッフ。別にこれは初めての試みではない。プレステージでのニューキャッスル戦でも途中からジェオバンニはデランテロとしてプレーしているし、エストレージャ・ロハとのガンペル杯でも同じようにプレーしている。 ジェオバンニは、なぜかバンガールには珍しく「特別扱い」をされている選手だ。ジェオバンニの性格が内向型だからか、あるいはなんでも要求を素直に受け入れる選手だからかも知れない。それは練習風景を一度でも見れば明らかなことだ。彼に対してはあまり怒鳴ったりしないし、ミスがあれば彼を呼んで細かく説明をしている。バンガールによって期待されているといってもいいジェオバンニ、彼の出番がやって来る。 |
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アルゼンチンからの批判 「リケルメはクラックでもスター選手でもない」 ここ何日か、アルゼンチンメディアはフットボールよりバスケットのことで揺れ動いている。だがそれでもリケルメに関しては大きなスペースを割いて、彼の日々の動きを追って紹介している。これまでバンガールのおこなってきたリケルメに関する発言を毎日のように話題にしているメディアだが、さすがに「リケルメはクラックでもスター選手でもない」という発言には驚きを隠さない。彼らのバンガールに対する批判は「彼はリケルメに対して特別厳しい態度をとっている」という言葉で表される。 バンガールがリケルメに特別厳しくしているかどうか、それは感情と解釈の問題だろう。バンガールがリケルメに関して語る時、それはほとんどが明確な理由に基づいてのものだ。 それを認めた上でバンガールにも忠告することがある。バンガールもいろいろなことに慣れなければならない。バルサというチームに、バルサを包む現実に、そして多くのバルセロニスタが期待するリケルメのプレーに。そう、開幕戦で見られたように、多くのバルセロニスタはリケルメに異常なまでの期待感を持っている、それが現実だ。 リケルメの素晴らしいところは、こういうややっこしい問題に一切口を挟まないことだろう。バンガールが何を言おうと、アルゼンチンメディアが何をコメントしようと、彼は常に離れた場所にいようと務めている。不必要なプレッシャーをかけるのはもうやめた方がいい。バンガールもこれ以上リケルメに関して発言すべきではないし、アルゼンチンメディアもバルサにプレッシャーをかけるべきではない。 |
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●クリスタンバール ●明日はエンケのデビュー戦 ●プジョー、ビルバオ戦は大丈夫 ●バルサオフィシャルページ
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