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9月28日
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ベンチでの戦い ルイス・バンガール対ビクトル・フェルナンデス。現在のスペインリーグにおいてもっとも攻撃的なスタイルを好む二人の監督。イギリス方式(ホームでの勝利、アウエーでの引き分け)で優勝間違いなしと考えるバンガールは、今日の試合は引き分けでも良しとしている。一方フェルナンデスは何がなんでも勝利の3ポイントを狙いにいく。 ■ルイス・バンガール ベティスは両ウイングを起用しての非常に攻撃的なチームだと言われている。しかもそのウイングは右にホアキン、左にデニルソンという素晴らしい選手たち。だがバルサも決して彼らには負けてはいないと信じるバンガール。 今日の試合にもバンガールによって選ばれた「11の選手」がスタメン出場することになる。そのことに関してはいっさいの疑問を持たないバンガールだ。だが唯一の疑問、それはベティスがどのような布陣をしいて戦いを挑んでくるか、その1点が彼にはまだ明らかになったいない。 ■ビクトル・フェルナンデス それでも不安材料がまったくないわけではない。リーバスの負傷によりディフェンス体系の再構築を図らなければならない。アルスが普段プレーしているポジションより下がり気味にディフェンスの穴を埋めていくことになるだろう。中盤の選手としてこれまで良いプレーをしてきたアルスだが今日はディフェンスの一人となる。 地元セビージャでの試合を不可能とされたベティス。昨シーズンのダービー戦で衝突騒ぎがあったために、2試合のスタディアム閉鎖を命じられている。したがって今日のバルサ戦はウエルバのコロンビーノでの試合となる。 勝利に対する疑いはないものの、勝負を決めるのは「運」が左右することもある。しかも11人対11人の戦い。何がおきても不思議ではない。 |
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●リケルメ、アルゼンチンに到着 昨日の早朝にリケルメはすでにブエノス・アイレスに到着した。一切のコメントを拒否するリケルメを待ち受けていたのは何人かの友人と娘のフロッピー。彼は報道陣を避けるようにして奥さんが入院している病院へかけつけた。この帰国によりリケルメは今日のベティス戦はもちろん、来週の試合(ロコモティフ戦、オサスナ戦)も出場できない可能性が大となっている。 一方、帰国許可を出したバンガール。彼はリケルメが負傷中であることも「幸い」となっての帰国許可をだしたが、もし負傷していなくても許可を与えただろうと語っている。 「それはなぜか、それはリケルメにとって今の段階で一番大事なことだからだ。彼がバルサに入団した時にはすでに奥さんが妊娠していて飛行機には乗れない健康状態となっていた。したがって彼は家族から長い期間にわたって離れての生活を余儀なくされてきた。そして出産というこの機会を利用して家族と再会することができる。たった4日間か5日間という期間は彼の長い人生、あるいは長いバルサの選手としての期間に比べれば何てことのない時間だ。家族との再開で精神的に落ち着いて戻ってきてくれればいい。」 ●アルフォンソ バルサが今日対戦するベティスにも同じような選手がいる。レンタル移籍されているアルフォンソがそうだ。だがバルサはベティスに対しても、アルフォンソに対してもそのような条件を出していない、したがって今日のバルサ戦に出場できるアルフォンソ。 |
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