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9月29日
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完敗、完敗、そして完敗
ベティス戦の前日、バンガールは次のように語っている。 リーグ第4節でバルサは初めて敗北の味を知ることになった。カンプノウを離れての、しかも好調ベティスとの試合であることから「計算」されることも可能な敗北ではあったかも知れない。だがいけないのはその負け方だ。1本のシュートを打つこともできなかった敗戦、そこに問題がある。 試合開始と共に流れの主導権を握ったのはバルサだった。相手ゴール付近に近づくことは皆無だったとはいえ、ボールを素速く回すことには成功したバルサ。バルサにゴールチャンスが生まれなかったとは言え、このボール支配は相手にもゴールチャンスを生ませなかったことを意味していた。事実、ベティスがつかんだチャンスらしいものはアスンサーオとデニルソンによる危険性のまったくない長距離シュートのみ。一方バルサの方はサビオラが先制点の可能性をつかんでいた。だがそれもすべてベティスが得たペナルティーによって状況が変わってくる。 ベティスの素速いカウンターアタック、チャビがボールを奪われてからのカウンターアタックだった。ビクトルによるカピへのファールを、ペナルティーと判断した審判。ベティスにレンタル中のアルフォンソがこれを決める。 このゴールによりベティス選手によるバルサに対するプレッシャーはさらに激しくなる。同時に両ウイング、特にホアキンが時間の経過と共に右サイドを完全に支配することになる。後半が始まっても状況は前半とほぼ同じような感じで進められていく。ベティスの強烈なプレッシャーに息切れしてしまっているバルサにゴールチャンスは生まれない。それどころかベティスに後半5分までに2回の決定的なゴールチャンスを許すことになる。建て直しを図らなければならないバンガールは、ノートから目を離して試合状況を分析しなければならない。まずガブリを、そしてジェオバンニを投入。試合のリズムを変えようとするバンガールだが、状況は変わらない。相変わらずベティスのゴールチャンスが続くだけだ。 そしてこの試合を決定づけたのはホアキンだった。デ・ボエルをからかうように振り切り、ビクトルの手の届かないところへのゴールが決まる。このゴールが決まってからバンガールはすべての選手に一対一のマークを指示している。だがそれも無駄なことだった。ベティスのスペクタクルな3点目、ディフェンス陣をあざ笑うかのような3点目が追加される。そしてそのゴールを横目に、バンガールとその助手たちはノートを必死になって埋めようとしていた。 ■バンガール このバルサ選手の「疲労」がベティスの2点目を生み、さらに3点目を生んだと分析するバンガール。 |
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■ビクトル(5) 彼の責任といえるペナルティー。明らかにスタートが遅れ、ボールに追いつくことができなかった。ベテランであればスタートが遅れればゴールポスト下で待つところだ。 ■プジョー(6) ■デ・ボエル(4) ■ナバーロ(4) ■メンディエタ(5) ■チャビ(5) ■コクー(5) ■モッタ(4) ■ルイス・エンリケ(6) ■サビオラ(5) ■クルイベル(5) |
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●リケルメ、二児の父に 4580グラムの男の子、彼はアグスティンと名付けられた。リケルメ家にとっては最初の男の子の誕生だ。奥さんのアナベーラさんの健康状態も良く、出産に関する問題は何もなかったようだ。 ブエノス・アイレスに到着したリケルメは病院に直行してから一歩も外に出なかった。アナベーラの横に付きっきりで出産を待つリケルメ。したがって報道陣に対してのコメントは一切されていない。月曜日に役所に行き息子の名前の登記をすませ、午後の便でバルセロナに向かう予定と見られている。 ●ウエッブ・アスールグラーナ |
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