|
|||||||||
11月12日
|
|||||||||
|
|||||||||
|
|||||||||
|
|||||||||
|
|||||||||
|
|||||||||
「わっ、わっ、悪かったよ」 ビクトルの反乱は終わりを見た。報道陣を避けるためにバルサオフィスではなく駐車場から直接入れる選手控え室でおこなわれた4者会談(ガスパー、ファルゲール、ガスパー、そしてビクトル)で、ビクトルは自分の非を認め処分をクラブに一任、それを受けてクラブ側は「罰金処分」ということで問題を解決した。クラブ側は「罰金」の額を発表していないが、EFE通信が伝えるところによれば2400ユーロ、エスポーツ紙が6000ユーロ、ムンド紙が1万2000ユーロとしている。 クラブ首脳陣からガスパー会長、ファルゲール統合ディレクター、バンガール監督(推定トータル年齢170歳)、そして「被告人」であるビクトル(ピッタシ20歳)の間で話し合いがもたれた。場所は選手控え室。この隣の部屋にはビクトルの父親と彼のマネージャーが控えている。この約1時間続いた話し合いの席で、ついにビクトルは自分の非を認めることになる。 先週の金曜日にバンガールからではなく間接的に二部落ちを言いわたされたビクトルは、翌日の二部の練習に参加してこなかった。彼からの何の連絡もなく心配する関係者をよそに、彼はひたすら自宅に引きこもって「反乱」を実行する。もちろんこの日のビジャレアル戦を観戦するためにカンプノウにも足を近づけていない。召集されなかった選手はすべてカンプノウに来ることがほぼ「義務」づけられているにも関わらずだ。もちろんクラブ関係者はビクトルの自宅に連絡をとっている。当人とは連絡がとれなかったものの電話では父親とは話し合いが持たれている。 翌日の日曜日、いよいよガスパーの出番となる。彼は密かにビクトルと連絡をとり彼と対面している。 昨日の4者会談の後にファルゲールがクラブとしての正式コメントをおこなっている。 ビクトルは今日の午後に記者会見場にあらわれることが予定されている。そして今日と明日は二部の練習に合流し、木曜日には一部の合同練習に呼ばれることになるだろう。週末にはバルサBの試合がある。もしバルサBの監督であるキケ・コスタが必要と考えれば二部の試合に出場することになるだろう。ビクトルの新しい挑戦がこれから始まる。ボナノ、エンケ以上に才能があるといわれるビクトルの新たな冒険の開始だ。 |
|||||||||
|
|||||||||
●6年ぶりの一人デランテロ ●チャビとルーケの再会 ●さて、明日はガラタサライ戦 |
|||||||||
|
|||||||||
|
|||||||||
|