12月7日

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LIGA 第13節
12月7日 20:00
TERESA RIVERO
RAYO VALLECANO
vs
FC BARCELONA

 

●召集選手(スタメン予想選手
ボナノ、プジョー、ガブリ、デ・ボエル、ナバーロ、チャビ、ロッケンバック、コクー、リケルメ、サビオラ、クルイベル、エンケ、レイジゲル、ジェラール、ジェオバンニ、ダニ、オーベルマルス、メンディエタ

●負傷中
アンデルソン、、ルイス・エンリケ

●カード制裁
モッタ、オーベルマルス


どっちなんだ?

選手の実力を疑うような発言をしたバンガールだが、それはメディアの誤解によるもので彼らに100%の信頼感を持ち続けていると語る。
「やはりこれまでは運が悪かっただけ」
だがそれでも何人かの選手による度重なるミスを見るにつけ、
「やはり、実力不足ということも考えられる」
と、語るバンガール。だが、今日の試合では監督と選手、そしてバルセロニスタがそれぞれ信頼感を取り戻すものとなるだろうと楽観的に予想する。

シーズンは長いとはいうものの、今日のラージョ戦の重要性を考えると単なる3ポイントを争う試合としてだけではなくそれ以上の意味があるものとなる。もし勝利できるとすれば、激動に満ちたこの1週間に静けさを導くものとなるだろうし、もし敗北すれば、来週の火曜日に予定されているカンプノウでのニューキャッスル戦はバルセロニスタによるガスパー・バンガールコンビに対する「不信感」の表明の場となる。そんなことはじゅうぶん承知しているであろうバンガールは、それでも己の可能性についての自信は失っていないようだ。それは彼の楽観的な発言からうかがうことができる。
「チームに対する最終的な評価はシーズン最後におこなわなければならない。そして今、この長いスペインリーグのシーズンは三分の一が終了しただけ。これまで決して満足できる成績を残してはいないが、それは選手の実力不足ということではなく、単に運が悪かっただけだと思っている。それでも同じような選手が同じようなミスを犯すのを見ていると、やはり実力不足という観点も捨てられない。この1週間、私バンガールは選手一人一人とじっくり話し合った。そして毎日の練習でも彼らは一生懸命やっているのが見て取れた。私バンガールは楽観的に今の状況を総括している。試合は相手あってのものだから、今日の試合も勝つかも知れないし負けるかも知れない。だがいずれにしても我々の信頼感を取り戻す試合となると思っている。」

今日のラージョ戦にバンガールが考えているシステム、スタメン選手、それらは再びこれまでの試合とは違う「ラージョ戦」用のものとなっている。それらの変化は別として明るいニュースからみてみよう。まずダルマ・プジョーが起きあがってきたこと。デ・ボエルが負傷から戻ってきてスタメンで出場すること。二人ともドクター許可を昨日得ている。

ディフェンスは4人。セントラルに何とガブリが入ることになる。彼が右に配置され、デ・ボエルが彼の自然なポジションである左セントラルにつく。右ラテラルはプジョー、左にはナバーロが入る。そして中盤はロンボシステムの復活だ。ピボッテにチャビ、右インテリオールにロッケンバック、左インテリオールにコクー。ロッケンバックの登場はメンディエタの2試合連続スタメン落ちということを意味する。メディアプンタにはリケルメ、二人のプンタとしてサビオラとクルイベル、したがって再びトリデンテのスタメン出場となる。

■カピタン・コクーのお言葉
ルイス・エンリケが負傷中につき、バルサのカピタンはコクーが務めている。バルサの選手の一人として、そしてもちろん責任あるカピタンとして、今日の試合には何がなんでも勝利を飾りたいと語る我らがカピタン・コクーだ。
「どんな形でもいいから勝利するのみ。試合内容が良かろうが悪かろうがそんなことは関係ない試合だ。とにかく勝利の3ポイント、それが我々に必要なもの。勝利のみが次のカンプノウでの2試合(ニューキャッスル相手のチャンピオンズ戦、セビージャ相手のリーグ戦)で冷静さを勝ち取るものとなる。だからどんなことをしてでも勝利しなければいけない試合さ。
カピタン・コクーにとって、そしてもちろんバルセロニスタにとっても、今日の試合では勝利のみが意味あるものとなることは明らかだ。
「我々はこれまでの試合以上に攻撃的にでなければならないと思う。もっと一人一人の選手が前に出る姿勢を示さなければならない。こんな状況を生みだした要素が何であるのかはっきりとはわからないけれども、選手としての立場で言えば我々がだらしなかったと言うしかない。これまで必要以上のポイントを失ったのを反省して、今日の試合には全力を出して戦わなければならないだろう。」