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12月15日
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勝利、勝利、そして勝利あるのみ
年内最後のカンプノウでの試合となる今日のセビージャ戦。カンプノウに駆けつけるバルセロニスタに、チャンピオンズだけではなくリーグ戦でも“幸せな90分”をプレゼントするために勝利が必要なバルサ。あるいは、世界中のバルセロニスタに“幸せなクリスマス”をプレゼントするために勝利が必要なバルサ。そしてなによりも、ガスパーを筆頭とするクラブ首脳陣やバンガール監督にとっても“落ち着けるひととき”をむかえるためにも勝利が必要なバルサ。勝利、勝利、そして勝利を目指す今日のバルサだ。 現在のバルサが抱える多くの問題、つまりクラブ経営における経済的問題とか会長の進退問題、会長席を狙う多くの野党グループの存在、カンプノウの閉鎖問題、等、等。だがフットボールクラブとしてのバルサが抱える最大の問題はリーグ戦でのかつてないほどの惨めな成績だろう。リーグ制覇を狙うために、いや、もう少し謙虚に言うならばリーグ順位上位を狙うために、大反撃が必要なバルサは今日のセビージャ戦から再スタートをしなければならない。 したがって今日のセビージャ戦は単なる3ポイントを争う以上の大事な試合となる。もし首位のソシエダが勝利しバルサが敗北するようなことがあればその差16ポイントという気の遠くなるようなポイント差となってしまう。 もう3週間前からプレス記事を読まなくなったというバンガールは、彼の第一次政権時と今の状況を比較して皮肉っぽく語る。 ニューキャッスル戦での試合内容の良さは、バルサ側のボールのスピードにあったとしたバンガール。素速くボールを回したことにより、相手選手のプレッシャーが意味をなさなかったと総括する。だがチャビは少し違う見方をしている。それもかなり現実的であるし、他の言葉を使えば弱気な感じさえ臭わせる。 レイジゲルとコクーは負傷してすでにオランダに帰国している。そして彼らの穴を埋めるためにガブリとナバーロが戻ってくる。試合出場のチャンスが少なければ冬のマーケットでの移籍も考えると語るクリスタンバールもスタメン出場のチャンスがやって来ている。だがサビオラはニューキャッスル戦に続いてベンチスタートとなる可能性が大きい。 |
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