7月30日 水曜日

■1チャンネル(1.0MB)
マルケス、遠征に参加

■2チャンネル(1.0MB)
アルフォンソ、残留組に参加

■3チャンネル(0.9MB)
クルービー、どこにも参加できず

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ルストゥ、負傷!

“右足首靱帯部分的亀裂”これがルストゥの負傷名。とにかく右足首を痛めたということだろう。2週間の絶対安静が必要とされ、練習に復帰するのは早くて3週間後。したがってアメリカ遠征は彼にとって終了ということになる。


プンタ・サビオラ

ボストンからワシントンに向かうバルセロナ御一行。その中にはバルサの“9番”パトリック・クルイベルの姿はない。その彼に代わってユベントス戦では“9番”となって2点をもぎ取ったハビエル・サビオラが、次の試合では再びプンタとしてプレーすることになる。ロナルディーニョの加入によってクルイベルという“9番”が新たなライバルとなってサビオラの前に登場する今シーズンだ。

ユベントス戦ではペナルティーを決めましたね。

試合前のミーティングですでに決まっていたことだけれど、それを監督から聞いたときにはビックリしたね。もうずいぶん前からペナルティーなんて担当したことなかったからさ。最後に蹴ったのはアンダー20のセレクションでの試合だったと思うけれど、それさえ確かではない。この前の試合ではポルテロがあのブフォンだし、緊張しながら蹴ったけれど運良く決まってくれた。チョロチョロという感じのゴールだったけれど、1点は1点だからね。デランテロとして期待されている今シーズン、自分にとっては幸先の良いスタートという感じさ。

フラン・ライカーには何を要求されていますか?

彼はまだ来たばっかりだし、それほど煮つまった話しをしたわけではない。徐々にではあるけれど選手のことを理解しつつあるというところじゃないだろうか。これまで自分に対して要求したこと、それは単純明快でわかりやすいことさ。相手ディフェンスにプレッシャーをかける必要はあるけれど、それが本来の仕事ではないから無理してまでするなということ。走ることは必要だが、必要以上に走る必要はないということ。本当に走らなければならないのはボールなのだということを理解しなければいけないということ。つまりデランテロとしての仕事をまず第一に、点を入れるという仕事をまず第一に優先して、それ以外のことにはエネルギーを費やしてまでやるべきではないということ。

どんなタイプの監督という印象ですか?

非常に真面目で、しかも会話が可能な監督というイメージ。選手として、しかもエリートとして長い期間活躍したひとだから選手のことを理解している感じだし、特別な言語は必要なくフットボール言語でお互いに理解できるという感じかな。

まだ1試合を消化したところですが、これからもプンタとして起用されていく感じです。ということはクルイベルがライバルということになりますね。

そういうことになるのかも知れないが、そんなことは考えないようにしている。自分は自分のためとチームの勝利に貢献できるように毎日の練習をしているわけであって、ライバルを突き落とすために汗を流しているわけではないからね。

これまで2シーズン、バルサの選手としてプレーしてきたわけですが、いつもシーズン開始当初は出番が少なく、シーズン終了して振り返ってみればスタメン出場が多かったという結果になっています。

今シーズンもそうなるといい。個人的にはこれまでのシーズン以上にいい感じできている。でも自分の出番がどうのこうのということより、今シーズンは何としてもタイトルが欲しい。バルサの選手として初のタイトルが欲しい。

ロナルディーニョの加入により外国人選手問題がメディアを賑わしましたが、将来に危機感を感じましたか?

つまり外国人枠から外れるという可能性でいえば、1回としてその可能性を考えたことはない。それははっきりしている。バレンシアの選手との交換問題がメディアを賑わしたときも、そんなことが実際起こるわけがないと思っていた。ロマンは関しては非常に残念だと思っている。彼の同僚としてはクラブのとった処置は理解できないというのが正直なところさ。でもだいじょうぶ、彼は強いしインテリだし、この厳しい局面をどうにか乗り切るだろうと思う。

ユーロパスポート取得問題は?

それは少しずつ少しずつおこなわれていく時間がかかるものらしい。でも先日、自分の代理人がその問題に関してははっきりと言明しているはずだ。自分はユーロパスポート獲得をするつもりだということね。だから時間が解決してくれる問題だと思っている。