4月30日 土曜日

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レオ・メッシー

先週末の試合に久しぶりにバルサB選手として出場し、ペーニャと共にゴールを決めたレオ・メッシー。今シーズンからバルサBへの本格的な登場となったばかりのまだ17歳の選手だが、これまでのバルサBチームでの試合出場回数を見てみると驚くほど少ないことがわかる。先週末で第33節を終了したバルサBだが、彼は計算に間違いがなければ、わずか試合数の半分である16試合にしか出場していない。それもシーズンが開始されてから年末までの出場がほとんどであり、年が明けてからの彼の出場はわずか数試合にしか過ぎない。その理由は、バルサ一部チームの“半年リハビリ伝染病”により一部チームへの招集が多かったこと、1月にはアルゼンチン・アンダー20への招集がなされたためほぼ1か月以上バルサでのプレーが不可能となったことがあげられる。

代表に招集されたことはしょうがないとしよう。一部チームに招集されたこともメデタイことだ。念願の一部デビューも達成したし、彼にとって忘れられないシーズンとなることは間違いない。だが、できることなら、バルサBでの最初のシーズンと言うことも含めて、彼にはもっとミニエスタディでのプレーを期待していた。招集されながらもほとんど出番のない一部チームのベンチに座っているよりは、彼にはもっと、それがバルサBであれ、出場機会が必要だったと思う。多くの若い有望な選手が“早すぎる”一部チームでの出場によりつぶれていったのを数えるとキリがないが、メッシーの場合はだいじょうぶだろう。だがそんな心配とは別に、プレーするチャンスが多いバルサBに残した方が良かったと思う。メッシー個人にとって忘れられないシーズンとはなったものの、あまり効率的なシーズンとは言えない。そのメッシーは今年のシーズンオフも忙しいスケジュールをこなすことになりそうだ。6月の中旬には再びアルゼンチン・アンダー20への招集が予想されるからだ。今年もまたほとんど休みのない夏となるかも知れない。

ちなみにデコが木曜日にポルトで結婚式。もともとひっそりとやりたかった上にシーズン中ということもありバルサ選手は1人も参加せず。おめでとう!

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