|
|
ロス、ジョルケラ、セルヒーニョ(04/02/25) ラモン・ロス、ジョルケラ、そしてセルヒーニョ・ガルシアはそれぞれバルサB扱いの選手だ。もちろん年俸もバルサBカテゴリーとなっている。だがバルサ首脳陣は他のクラブからのお節介な話しに乗らないよう、彼ら3人の年俸と契約期間の再考をはかろうとしている。 ラモン・ロスとセルヒーニョ・ガルシアの年俸はそれぞれ2万4000ユーロとなっている。それをクラブは思い切って9万ユーロ、契約期間を6年間としてオファーを出そうとしている。9万ユーロ、それは少し安いんじゃないかい?そうはっきり表明しているのはジョルケラの代理人。ジョルケラのこれまで年俸は4万2000ユーロ。彼にもまたクラブ側は9万ユーロというオファーを提示している。だがジョルケラ側は不満のようだ。さて、この3人の契約更新、どうなりますやら。 |
|
第26節 う〜ん、地元で引き分けだ(04/02/24) バルサB−バレンシアB 二部Bカテゴリーから三部降格まで片足を突っ込んでいるバレンシアBはこの試合から新しい監督がベンチに座っている。彼らの武器はお兄さんチームと同じように、中盤で相手ボールを奪っての素速いカウンターアタック。そんなことは十分承知の助のバルサBだったが、前半9分、18分に見事にカウンタパンチを喰らって早くも0−2という最悪の試合展開となってしまった。だがこのハンディー戦を救ったのはセルヒーニョだ。ペケ→サンタマリア→ダニ・フェルナンデス→セルヒーニョとわたったボールを見事にゴール。そして後半に入ってPKをもらったバルサBがやはり彼のゴールで同点。その後も攻め続けるもののついに試合をひっくり返すまでには至らず2−2の引き分けで終了。ところでジョルケラは何ででなかったんだ?バテスって誰だ? ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(26節終了) |
|
第25節 勝った、勝った、やっと勝ったぞ(04/02/17) バルサB−カルタヘナ バルサ一部の試合では出場することがあっても、決してフリーキックを蹴ることまでは周りのお偉いさんたちが許してくれないオスカー・ロペス。ある時はロナルディーニョであったり、ある時はチャビであったりジオであったりマルケスであったり、いずれにしても誰が担当しようが入らないバルサのフリーキック。でもこの日、フリーキックを二本も決めたオスカー・ロペスだ。前から言っているように、フリーキックは彼に任せればいいのだよ。何十回蹴っているか知らないが、1本しか決めていないロナルディーニョよりは、少なくてもオスカー・ロペスの方がお上手。 彼の2点とは別に、セルヒオ・ガルシアもゴラッソを決めている。At.マドリ戦でロナルディーニョが決めたバセリーナよりセルヒオの方が美しい。彼のことをこれからセルヒーニョと呼ぼう。この勝利によりバルサは3位に浮上。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(25節終了) |
|
ダビ・ガルシア、UEFA戦用の選手リストに(04/02/11) 地味な選手ではある。これまで決してメディアの注目を浴びたこともなければ一部チームに合流して公式試合に出場を果たしたこともない。ダビ・ガルシア、バルサBでカピタンを務める24歳になる選手。その彼がUEFA戦に出場できるように選手リストに加えられることになった。おめでとう! ダビ・ガルシアはセラ・フェレールが6年前にレバンテから連れてきた選手だ。昨シーズンはトルトレーロがカピタンを務めることが多かったが、彼のいなくなった今シーズンからは毎試合ダビ・ガルシアがカピタンマークを付けている。左右ラテラル、セントラル、守備的ピボッテ、なんでもこなしてしまう器用な選手。 |
|
第24節 1ポイント(04/02/10) エルクレス−バルサB かつてアルゼンチン代表であったケンペスを擁したエルクレスも長いこと下のカテゴリーでウロウロしている。二部Bカテゴリーと二部Aカテゴリーを行ったり来たりのシーズンを送っているが一部にはどうしても上がって来れない。さて、そのエルクレスのスタディアムに6千人という大観衆が集まってバルサBとの試合観戦。2−2という引き分けの結果となるこの試合だが、審判の終了の笛が吹かれると両チームに大きな拍手がおくられていた。 前半はどちらのチームも無得点。だが後半にはいるとガラッと様相を変える。まずフェリッペのゴールでバルサが先制するとエルクレスもすぐ同点に追いつき、それからすぐにリードを奪う。試合終了まであと5分という段階でエルクレスが2−1でリード、そこに突如としてセルヒオ・ガルシアのゴールが登場し、時間もなく引き分け。今の時点ではアウエーでの貴重な1ポイントと言うべきか。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(24節終了) |
|
グラマネ会長はなかなかのやり手(04/02/07) オラゲール・プレッサはグラマネというクラブから2001年の夏にバルサに移籍してきている。移籍料は18万ユーロ(約2300万円)で3回の分割払いで、バルサはすでに総額を支払い終わっている。だが当時のバルサ・インフェリオールの責任者であったリフェはオラゲールを獲得するにあたって24万ユーロのオファーをだしていた。それがなぜオファー額より低い18万ユーロとなったか? グラマネの会長は未来が見える水晶玉を持っていたのか、あるいは余程オラゲールを高く評価していたのか、はたまたギャンブルが好きだったのか、この24万ユーロというオファーに対して逆オファーをだしている。移籍料は18万ユーロでいいから、各種のボーナス付きでどうだ?例えば、オラゲールがバルサ一部チームで何試合以上出場したらボーナスいくら、何分以上試合に出場したらボーナスいくら、こういうオファーをリフェに提出し受理されている。それによれば、オラゲールがあと148分間プレーすると、グラマネは30万ユーロのボーナスをバルサからもらえることになっている。そしてもしあと10試合出場を果たすと、バルサはボーナスとしてさらに15万ユーロをグラマネに支払わなければならない。すべて合計すると63万ユーロの移籍金となる。小さいクラブであるグラマネにとってはすべての選手の年俸を支払える金額でもある。やりますね、この会長。それともリフェにオラゲールを見る目がなかったのかな。 |
|
第23節 ヤバイ、あっという間に5位に転落(04/02/03) バルサB−カステジョン バルサBの監督は大変だ。一部チームに怪我人が多いと誰を計算に入れてチーム編成ができるのか、試合前日までわからない。強敵カステジョン相手の大事なこの試合でも普段の大事なメンバーをカンプノウに持って行かれてしまった。セルヒオ・ガルシア、ラモン・ロス、ナバーロはこの試合に起用できない。 それでも頑張ったバルサB。89分まで対等の試合展開をしていた。だが一瞬のスキをつかれてのカウンターアタックで得点を許し一巻の終わり。しかもロスタイムにまでゴールを決められてしまった。この敗戦によりバルサBは5位に転落という非常事態。バモス、バルサB! ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(23節終了) |
|
第22節 どっちもどっちも、ということで(04/01/27) フィゲーラス−バルサB 昔からのエスパニョールファンには懐かしい顔がフィゲーラスーのベンチに見えた。かつてセビージャとエスパニョールでプレーしたフランシスコがこの試合からフィゲーラスーの監督となったからだ。やはりだいぶ老けたな。 試合はぜんぜん面白くなく、どちらも勝てる内容ではなく、したがって順当な引き分けという結果に終わった。オラゲール、ロス、ナバーロが一部招集とされた試合で、その穴埋めはできたけれど肝心の攻撃がイマイチ。ところで途中からティアゴというブラジルの選手がでてきたけれど、彼はクビになっていなかったようだ。バルサBの上に位置していたロルカとカステジョンは順当に勝利しポイント差が開いてしまった。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(22節終了) |
|
ジョルケラの夢がかなった日 その2(04/01/23) ジョルケラは他のバルサの選手と試合開始2時間前にカンプノウに到着している。この時点で彼はまだバルサ一部デビューするとはまだ知らない。ジムでガブリと一緒にバスケットの真似事をして体を温めている時にフラン・ライカーが通りかかり、「お前が今日のポルテロだ」と言いながら止まりもせずに立ち去った瞬間に初めてスタメンであることを知った。 彼のデビュー戦となったビルバオとの試合の前日、バルサBはミニエスタディでパラモスとの試合をおこなっている。ジョルケラはこの試合に招集されてはいたものの、すでにビルバオ戦にも招集されていることを告げられていた。バルサBの監督は普段はスタメン選手である彼を、この試合では控え選手にしてベンチにおいている。そして試合終了後、他のバルサ選手が試合前日に泊まるホテルに向かった。ラモン・ロス、セルヒオ・ガルシアも一緒だ。 ビクトルの突然の試合欠場と外国人選手問題が重なったため彼のスタメンとなったビルバオ戦。誰もが緊張するであろうデビュー戦で5回の決定的なゴールチャンスを無効にする働きをしている。だが、それでも彼は地に足がついている大人の選手だ。この活躍が次の試合での出場を約束してくれないことも知っている。 デビュー戦の次の試合となった国王杯サラゴサ戦、ジョルケラはやはり招集さえされなかった。 |
|
第21節 バルサB快勝(04/01/20) バルサB−パラモス バルサBの選手起用は常に一部チームの台所事情との兼ね合わせでおこなわれることになる。一部チームでは多くの負傷者が出現し、したがってバルサBからの多くの選手が貸し出される状況での試合となったパラモス戦。オラゲールとナバーロは翌日のビルバオ戦に招集決定だったからこの試合には招集されていない。だが他の一部チーム招集決定選手、例えばセルヒオ・ガルシア、ラモン・ロス、ジェルケラなどはそれでもバルサBの必要性からこの試合に呼ばれている。ジョルケラの代わりにはハビ・ルイスがいるし、ナバーロの代わりにはアンダー20代表で活躍したペーニャがいるバルサBだ。そしてセルヒオ・ガルシア、ラモン・ロスはほぼ90分間プレーしジョルケラはベンチでの控えとなった。 やはりセルヒオ・ガルシアが出場するかしないかでは試合展開も変わってくる。彼はもう二部の選手ではないからだ。この試合でも先制点を決め、だめ押し点はラモン・ロスが決めている。この勝利によりバルサBはポイント数では1位のロルカ、2位のカステジョンと同数で並んで3位となっている。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(21節終了) |
|
ガイ・アシュリン(04/01/19) 19日付のカナルチキート1chで登場しているのは、フットボール7の大会に優勝したバルサ・インファンティルBの少年たち。最後の方のシーンでアップになって写っている髪の毛の長い男の子がガイ・アシュリン。プレーしている最中でも、この映像でも、まるで女の子みたいに見えるこの少年はイスラエル人でバルセロナには去年の9月に来たばかりだ。 1991年4月9日生まれというからまだ12歳。両親の仕事の関係でベルギーとかオランダなどを転々として移り住んでいたという。だがどこの国に行ってもフットボールに対する情熱は燃え上がり続け、各地でのフットボールクラブに在籍していた“国際人”12歳だ。すでにイスラエルでは知られた存在となっているようで彼の年頃のアンダークラスの代表でもあり、何とリーバイスのスポンサーまですでに付いている。 接触を受けたのはオリオル・トルトの弟子と言っていいジョアン・マルティネス・ビジャセカ。一度もプレーするところを見たことのない彼は「マシア寮に入りたいのなら近々おこなわれるアンドラの少年フットボール教室に来たらどうか」と誘う。そして、自費でアンドラまで行きフットボール教室で練習を受けるガイをマルティネスは約束通り訪ねていった。彼一人ではなく、アモールやコロメールなどの責任者なども一緒だ。マシア寮に入ることが決まるのに1日とかからなかったという。 まだバルセロナ滞在4か月ということでカタランはおろかカステジャーノもあまり理解できないガイ。スペインの水に慣れるまでは少しずつ試合に起用していこうという首脳陣の考えだ。それでも“クラック”ぶりはすでに一部のバルセロニスタの知るところとなっている。優勝メダルをもらうのを待ちながら涙ぐんだ表情をしていたのは、スペインという異国に来ての多くの辛かったことを思いだし、ついにそれが報われたからだと語っていた。ガイ・アシュリン、まだ12歳。 |
|
ロス「仲間と同じようなチャンスが欲しい」(04/01/14) 毎日の練習は一部チームの選手と一緒に、そして試合はミニエスタディでのバルサBでのメンバーとして出場、それが今シーズンのラモン・ロスの習慣となっている。たまに一部チームの試合に招集されることもあるが、試合に出場したのはセビージャ戦での6分間だけ。それも左ラテラルという、バルサ・インフェリオールカテゴリーでもプレーしたことのないポジションだ。彼の一番自然なプレーポジションはセントロカンピスタ、キャラクターとしては今度バルサに入団してきたダビッツにスタイルが似ている。したがって、これまでもほんのわずかなチャンスしか与えられていない彼だから、ダビッツが加わったいま更にチャンスが減ることが予想される。 「誰が来ようが諦めることはしないさ。これまで以上に練習で汗を流して頑張るだけだし、監督の信頼を勝ち取るまではどんなことがあっても諦めたりしない。いつか、そう、いつか、自分は一部リーグでプレーできる選手だと思ってこれまでやって来た。今もその気持ちはかわらないし、今まで以上に強くなってきている。自分がプレーすることになるその一部チームがバルサであることを祈るだけだ、心の底からね。これまでオスカー・ロペスやサンタマリア、セルヒオ・ガルシなどにもプレーするチャンスが与えられたのだから、自分にもいつかそういうチャンスがやって来ることを信じるしかない。」 あくまでもバルサ一部チームでプレーすることが目的であるラモン・ロス。だがこの22歳になる若者にはもう一つの目的を同時に持っている。バルサBを二部Aリーグに昇格させることだ。しかもバルサBで頑張ることが一部チームでのプレーにつながる早道であることも自覚している。幸いなことにバルサBの監督には全幅の信頼を得てチームのリーダーとして活躍している。 |
|
第20節 バルサB、 ノックアウト(04/01/13) ロルカ−バルサB オラゲールは予想通りまたバルサBに戻されてしまった。フラン・ライカーが彼に信頼感をよせていない以上、彼の将来は非常に厳しいものがある。もし今シーズンが終わるまでにこのよううな状態が続くのなら、来シーズンが始まる前に彼を欲しがっているサラゴサとかテネリフェに行くべきだ。 さて、バルサBはどこがどう悪くてこういう結果になったのかわからないけれど、とにかく完敗のようだ。それでも首位のカステジョンも負けたことにより3ポイント差はかわらない。だが順位は落ちて3位となってしまった。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(20節終了) |
|
[ カンテラ全員集合 ] (04/01/08)
カンテラ・プレゼンテーション公式写真と選手名一覧 [ 選手データ ] (04/01/08) セントロカンピスタとデランテロ欄に「ジョルディ、ヤゴ、メッシー、リエラ、ビクトル、メンディ、ボージャン」の7人の選手データ追加。 |
|
オラゲール・プレッサス、もうじき24歳(04/01/07) “バルサBのオラゲールがアルヘシラスにレンタル移籍決定”というニュースがクリスマス直前に各メディアによって発表された。当のオラゲールは自宅で友人たちとテレビを見ている最中にそのニュースを知ったという。 彼はバルサBの選手であると同時にバルセロナ大学の学生でもある。経済学を専攻する彼は現在4年生。午前中の練習を終えてからの彼は普通の大学生となり午後は自宅から電車に乗って大学に通う。 バルサBの監督であったキケ・コスタスに見込まれてバルサBでデビューを飾り、バンガール、アンチック両監督のもとでスタメン選手としてバルサ一部チームでプレーしたこともある。だがフラン・ライカーが監督になってからまったく計算外の選手となっていたオラゲールだ。その彼がアンデルソンの退団と共に“一部半”の選手に昇格した感じとなった。多くの選手が負傷などで欠場したサンタンデール戦にはとりあえず招集されたオラゲール。だがそれらの選手が戻ってきたとき、アンデルソンがそうであったように彼もまた招集されなくなることは明らかだ。さて、どうするオラゲール。 |
|
第19節 バルサB、3連勝(04/01/06) マジョルカB−バルサB オラゲールを一部チームに持っていかれたバルサB、そのバルサBを引っ張っていく選手はロスしかいない。チームのリーダーとして、そして何よりも今シーズンの目標である二部Aへの昇格をかけて、ロスがチームを引っ張っていく。 第19節を終了したところで、バルサBは首位のカステジョンに3ポイント差でしっかりとくっついている。19試合で入れられたゴールはわずか7点。もちろんこのカテゴリーでは最少の失点数だ。マジョルカBとのこの試合、アルナウの奪った先制点をしっかりと守り、試合終了間近にはサンタマリアのダメ押しも入り楽勝。久しぶりにババンジーダも出場した。 ■FC BARCELONA ■二部Bグループ3・順位表(19節終了) |
|