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11月12日
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復活のゴール
まるでレシャックや選手に抗議してるかのような少ない観衆のカンプノウ。この日、ソシオはカンプノウに集まってこなかった。たった3万人のバルセロニスタがこの日の試合に臨む。レシャックが予想したように、選手がグランドに登場すると共におきるブーイングの嵐。そう今日は、バルセロニスタと選手の「和解」の日としなければならなかった。 選手たちはブーイングを覚悟していたかのように、プレッシャーを受けることなく冷静に試合展開していく。そして傷ついたバルセロニスタの心を癒すのに、20分あれば十分だった。たった、20分で「和解」が成立した原因を作ったのはプジョーとサビオラの闘志あふれるプレーだった。 レシャック「今日のような勝ち方は、クラシコ以来の難しい状況を抱えていた我々にとって最高のもの。サビオラはアンドラ問題で大きなプレッシャーがあっただろうが、そういうものを感じさせない強さがあった。リードしてからカウンターアタックを狙っていったのは、ほとんどの選手が疲労困憊の状態だったからしょうがない」 プジョー「ボクの仕事はゴールすることじゃない。だからゴールはまあ、どうでもいいんだ。それより感動的だったのは、観客席からプジョーコールがおこったこと」 ルイス・エンリケ「この試合にプレーしようと思えばできたんだ。でも危険が大きすぎるのでストップがかった。次のラスパルマス戦にはでたい」 ●モリエンテス、フィーゴ、無惨な試合 ●コルーニャ、思わぬストップ! |
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ゴールラッシュ
リバルドの不在も、クライハートやデブーそしてガブリが24時間前にプレーしていることも、この日のバルサの選手のモチベーションには影響なかった。それは前半の20分で証明された。しかもサビオラとプジョーのゴールは、スキャンダラスな1週間に別れを告げるのにじゅうぶんだった。なぜならバジャドリ戦の勝利により、バルサはタイトルを狙うクラブの中で唯一3ポイントを獲得したチームとなったからだ。コルーニャはテネリフェ戦に敗れ、バルサに1ポイント差と迫られた。またバレンシアは引き分け、セルタはビルバオに逆転負けし、マドリは最後の最後にアクーニャのゴラッソで敗北。バルサにとって、最後に丸く収まった週となった。 ●バルサ、2日間のお休み ●バロン・デ・オロ |
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