12月1日



ビデオ・スキャンダル

メレンゲ競技委員会は、手ぐすね引いてリバルドに対する制裁をすでに用意しているようだ。首都のマドリッドメディアから流された昨夜のウワサ、それは競技委員会に呼び出された審判たちはビデオに写っている「小競り合い」に関しては試合中なにも見ていないということであった。したがって3人メレンゲ競技委員会は、彼らで好きなようにリバルドへの制裁が決められると判断しているのだろう。
この新たな展開により「法律家」たちによるオフィスからのリバルドに対して再制裁は、すでに既成の事実となっている。だが皮肉なことに訴えた方のビルバオにもマイナス面が生じる結果となるであろう。審判がラクルスの「ひじうち」も見ていないという事実は、彼に対するビデオ判決もなされるということだ。
バルサのしなければならないことは一つ。最後の最後まであらゆる方法を駆使して、このメレンゲ競技委員会によっておこなわれる暴挙に対して戦うことだ。もしそれでも暴挙がまかり通るのであれば、バルサはビデオ班でも作るといい。メレンゲの試合をすべてクラブ所有のカメラで撮りまくり、メレンゲ競技委員会に訴える手段を模索する。いずれにしても、このリバルド問題は各クラブに、スペインフットボール界に、危険な道を走らせようとしている。ちなみにマドリメディアが予想するリバルドの制裁は3試合の出場停止、ラクルスへは1試合の出場停止処分ということだ。

●メンバー予想



3ポイントが必要なバルサ

再び「魔の11月」となった今シーズンのバルサ。国王杯での早すぎる敗退、12ポイント獲得可能だったリーガで4ポイントしかとれなかった11月。しかし、その11月も終わった。
そのバルサに、難しい12月が待ち受けている。そう、今日はビトリアでのアラベス戦だ。だが、目的は勝利の3ポイントのみ。
ここまで「カンプノウでの勝利」と「アウエーでの引き分け」という形で比較的楽にリーグ戦を戦ってきたバルサだが、先日のビルバオ戦での敗北によりどうしてもアウエーでの勝利が必要だ。
レシャック「ここまでの我々に欠けているものは継続性だろう。一試合いい試合展開をしたかと思うと、次の試合は惨めな感じで終わることがある。4試合か5試合続けて勝利する継続性が生まれれば、状況はガラッと変わると思う。それがクリスマス前に実現できれば一番いいんだが。」一方、アラベスの方もどうしても勝利が必要な試合となっている。ここ2試合続けての敗戦。リーグ戦でのビジャレアル戦での敗北に続き、国王杯でもスポルティング・ヒホンに敗退している。今日はどうしても勝利が必要な2チーム間での試合だ。
マネ「我々は2試合続けて残念な結果に終わっている。一方のバルサもいい試合をしたかと思うと、次の試合は悪かったりとイレギュラーな状態が続いている。だから今日は両方のクラブにとって、貴重な3ポイントを争ういい試合になるような気がする。」

●予想メンバー

 (エスポーツと同じ)