1月20日


    

チャンスを逃すな!

今日のテレッサ・リベーロでのラージョ戦での失敗は許されないバルサ。カンプノウでの好スタートを切ったバルサ・2002が本物かどうか、今日の試合で試される。

今日は言い訳は許されない
バルサは今日の試合で、多くの可能性が試されている。もしラージョに勝利すれば首位のマドリに3ポイント差とつけるだけではなく、バルセロニスタに多大な信頼感を与えることにもなる。2002年に入ってからの3試合で9ポイントの獲得は、ライバルチームにも大いなる恐怖を与えることにもなるだろう。つまり、今日の試合は今シーズンのバルサを占う意味でも重大な試合となっているのだ。
レシャックが「こういう試合で勝つかどうかでリーグ制覇が決まる」と語るとき、それは十分に根拠のあることだ。彼がまだバルサの選手であった60年代後半から80年代前半の時期、バルサはこういう試合を落として常に「2位チーム」として我慢しなければならなかったのだから。したがって今日の試合は、トリデンテと呼ばれる選手であろうがカンテラ出身選手であろうが、すべてが「労働着」を着用して働かなければならない。

違いを見せろ
これまで色々な事情が絡み合ってきたとはいえ、トリデンテはカンプノウでしかその「違い」を見せてきていない。トリデンテのスタメンでのアウエーの勝利はいまのところ記録されていないのだ。しかし、いつかこの状況を終わらせねばならない。彼らはクラックとしての才能を持っている選手たち。こういう試合で違いを見せなければならない。サラゴサ、セビージャ戦と絶妙に機能してきたトリデンテは、今日もその延長線として活躍が期待される。

偉大なマドリはどこへ行った?
今日の試合を前にバルサ選手たちに与える最高の「ナンドロローナ」は、昨日のマラガーマドリ戦のテレビ中継観戦ではなかっただろうか。
「マドリメディアから伝わってくる『偉大なマドリ』はどこにいる?」
これが試合をテレビ観戦した選手たちの思いであろう。そう、別に惑星から来たドリームチームなど存在しなかったのだ。マドリメディアがキャンペーンを張り「最強チーム」であるはずのマドリは、言われているほどのものでもなかった。まして、リーグ制覇が決まったなんてとんでもない話しだ。昨日のマラガの選手たちは、マドリの選手たちの倍は走りまくりプレッシャーを与えた。その結果「スター軍団」はなす術もなく、ほんのチョットの幸運を手にしたおかげで引き分けに持ち込むことができたに過ぎない。

●メンバー予想(エスポーツ/ムンド・デポルティーボ)