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8月12日
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驚異の”ワンペアー” クルイベル・サビオラ、あるいはサビオラ・クルイベル、昨シーズン初めてコンビを組んだ彼らは2年目の今シーズン、さらに完璧な理解を示している。これまでのテストマッチで明らかになったように、彼らはゴールを保証してくれる驚異の”ワンペアー”となっている。今シーズンもっとも大事な試合まで残り48時間。この二人に大きな期待がかかる。 バンガール率いる今シーズンのバルサは、パトリック・クルイベルとハビエル・サビオラというこの二人の攻撃力を最大限に生かさなければならない。二人の間で生まれるフィーリングは昨シーズンのそれより格段によくなっている。それはこれまでのテストマッチでチームが獲得した三分の一のゴール数を二人で上げていることからも明らかだ。だがゴール数よりももっと大事なもの、それはお互いの理解度がさらに高くなっての連係プレーがおこなわれていることだろう。そしてトリデンテの完成は左メディアプンタにルイス・エンリケが入るかあるいはリケルメが入るか、それはバンガールの読み次第となる。 バンガールの監督就任によって生まれたクルイベルとサビオラのポジションの変化。クルイベルはより相手ゴールに近いポジションでのものとなり、サビオラにいたっては右サイドを支配しなければならないポジションとなっている。だが彼らの新しいポジションへの慣れは予想よりも早かったと言っていいのではないだろうか。特にサビオラにしてみれば生まれて初めてのポジションである。プレステージが始まって早々の頃は驚きを隠さなかったサビオラだが、時間の経過と共に新たなポジションの理解度が非常に高くなってきている。 最後のテストマッチとなったニューキャッスル戦の前の試合、つまりクーマン率いるアヤックスとの試合を見てみよう。この試合、バルサは3点を獲得している。サビオラが2点、クルイベルが1点。サビオラの2点のアシストは両方ともクルイベルだった。そしてクルイベルの得点のアシストはサビオラとなっている。 昨シーズンでもこのようなシーンがなかったわけではない。だがカルラス・レシャックはシーズン終了間際までサビオラのアウエーでの起用を渋った。それでもカンプノウでは必ずといっていいほど見られた二人の連係プレーだ。昨シーズンが始まって間もなくしてクルイベルは次のように語っていた。 そして今シーズン、リバルドの抜けた穴を二人で補っていかなければならない。しかも彼らにとって新しいポジションでのものとなる。サビオラはいまだに新ポジションに関して勉強中とは言いながらも、1か月前とは比べものにならないほどの自信をつけてきているようだ。 |
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●イアン・ハルテ、獲得候補者に ●ババンジーダ、トラショーラス、練習に合流 ●ジョアン・ガンペル杯 ●相変わらずのロナルド問題
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