10月28日

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Champions League
10月29日 20:45
JAN BREYDEL
BRUJAS
vs
FC BARCELONA
 

●召集選手(スタメン候補
エンケ、プジョー、トルトレーロ、ロッケンバック、ナバーロ、ガブリ、ジェラール、ジェオバンニ、イニエスタ、リケルメ、ダニ、ビクトル、オレゲール、ダビ・サンチェス、セルヒオ・ガルシア、ナノ

●負傷中
アンデルソン、モッタ、レイジンゲル、クリスタンバール、オーベルマルス

●非召集
ボナノ、デ・ボエル、チャビ、コクー、メンディエタ、ルイス・エンリケ、サビオラ、クルイベル


明日の夕食は”B定食”で

明日はチャンピオンズリーグの第5戦、ベルギーに行ってのブルッハス戦がバルサを待っている。バルサにとってすでにグループ首位が決まっているため、普段は控えとなっている選手やバルサBの選手を起用する良い機会となった。今日の午前中に召集された16人の選手のうち、何と11人がカンテラ育ちとなる。

今日の午後ベルギーに旅立つバルサの選手は”新顔”をたくさん揃えている。一昨日のアラベス戦に出場した選手の中で召集されるのはわずか3人。プジョー、ナバーロ、そしてガブリだけとなっている。つまりあの試合にスタメン出場した他の選手、ボナノ、デ・ボエル、チャビ、コクー、メンディエタ、ルイス・エンリケ、サビオラ、クルイベルの8人の選手はバルセロナに残って完全休養日というご褒美が与えられている。だが同時に控え選手やバルサBの選手にとってもこの召集はご褒美と言って良いだろう。彼らにもバンガールを納得させる大事なチャンスがやって来たのだから。

控え選手組でチャンスを得る選手たち、それはエンケ、ビクトル、ロッケンバック、ジェオバンニ、ジェラール、リケルメ、ダニ。そしてバルサBからは6人の選手が召集されようとしている。それはバルサBのカピタンのトルトレーロ、オレゲール、イニエスタ、ダビ・サンチェス、ナノ、セルヒオ・ガルシアたちだ。

昨日の練習風景を見る限り、プジョー、ナバーロ、ガブリのスタメン出場は間違いなさそうだ。ただナバーロはアラベス戦で軽い負傷をしており、大事をとって休ませオレゲールがスタメン出場する可能性もあると見られる。そして他のカンテラでいえば、トルトレーロとイニエスタのスタメンもかなりの可能性であり得そう。

控え選手となっているメンバーからは誰が出場するだろうか。キーパーにエンケかビクトルか、これは非常に難しいところ。どちらが出場してもおかしくない。またロッケンバック、ジェオバンニ、ジェラール、リケルメ、ダニのスタメンも間違いないところ。特にリケルメはリーダーとしてこの11人の”B定食”チームを引っ張っていく存在となる。


●アンデルソン、今日の午後に手術
手術をして根本的な解決をはかるか、あるいはメスを入れないでの治療で治していくか、それはアンデルソンが最終的に決める問題。そして彼は手術の道を選んだ。今日の午後、バルサ主任ドクターのジェセップ・ボレールによりサンクガット医院で手術がおこなわれる。
アンデルソンは再負傷というアクシデントがあってから、自国での信頼できる医師やバルサ医師と何回も相談している。手術すべきか否か、それは各医師によって考え方が違うようで、手術を進める医師もあればメスを入れなくてもいいのではないか、という医師もいたという。だがアンデルソンは手術による解決方法を選んだ。それは一つには根本的な解決方法となること、もう一つは当初予想されていたよりリハビリ期間が短くてすみそうだからだ。ボレール医師は語る。
「手術をしてからでないとはっきりしたことは言えないが、今のところ2か月程度のリハビリで大丈夫ではないかと思っている。負傷具合はもちろん重傷といっていい。だが当人の意思の強さがリハビリには大きな要素となる。アンデルソンは来年早々にも復帰できると楽観的に予想している。」
スエルテ・アンデルソン!

●コクー「あと1、2年はバルサで」
どこかのメディアが流した「コクー、今シーズン限り」という噂を否定するコクー。フィリップ・コクーは来年の6月31日をもってバルサとの契約が切れる。だが彼の希望はあと1、2年はバルサに残ってプレーを続けること、したがってクラブとの交渉の窓口は開けられているということだ。
「契約が切れる来年にオランダに戻るなんて言ったことはない。来年の6月に契約が切れるのは確かだが、これからクラブ首脳陣との延長契約がおこなわれると思う。まだバルサを離れる時期ではないと思っているし、バルセロナに残るのが家族の希望でもある。だから交渉がどのようなものになるか予想もつかないけれど、基本的にはバルサに残る方法で解決していきたい。少なくても来年の5月までには将来をはっきりできたらと思う。」

●プジョー「一生バルサで」
アラベス戦で後半にカピタンマークをつけたプジョー。彼はもはやバルセロニスタに最も愛されている選手といっていいだろう。そのプジョーが昨日のテレビ番組に出演した際に、多くの人々から注目を浴びている延長契約問題にも触れている。
「延長契約問題に関してしゃべるのは好きじゃない。でも自分は生まれついてのバルセロニスタということは誰もが知っていること。もちろんできることなら一生バルサに残れれば最高。自分の方から延長契約問題を棚上げしていることはない。それはクラブの方と自分の代理人が解決しなければならない問題。もちろん早く解決すればそれにこしたことはないと思う。でも、もしものことだけれど、もしバルサを出ていくことになるんだったら、それはイタリアかイギリスに行くチャンスでもある。自分の可能性を試すのにも良いチャンスだ。でもそれは非常事態の時の可能性であって、自分は一生バルサに残りたいと思う。」