■２チャンネル（1.3ＭＢ）
今のところ“そつ”なくやっているんですけれどね、彼ではダメですか？もっともオスカー・ロペスのポジションはシュートがからむもっと前の位置がいいと思うんですけれどねえ

■３チャンネル（0.9ＭＢ）
エルチェ戦に向かうバルサ御一行 in バルセロナ・プラット空港

エルチェ戦

８月２２日のガンペル杯を前にしての最後の親善試合となるエルチェとの試合。“家庭内の事情”でポルトガルに帰っているクアレスマをはじめ、負傷中のルイス・ガルシア、ルイス・エンリケ、イニエスタ、ガブリ、モッタ、ジョルケラ、そしてナバーロはこの試合には出場しない。

多くの負傷者を抱えながらも、この試合がガンペル杯の準備試合となると考えているフラン・ライカーはシステムそのものをいじるつもりはないようだ。多くの人々が語る４−２−３−１システム、そしてフラン・ライカーが語るところの３−４−３システム。かつてバンガールがおこなった選手配置をメディアは４−３−３と理解しながらも、バンガールは２−３−２−３システムとして認識していたのと同じようなものだろう。ボールを所有している時かしていない時か、その瞬間における認識の相違だ。

いずれにしてもこの試合にロナルディーニョは、エストレーモとしてプレーすることになるだろうとフラン・ライカーは語っている。ミラン戦で試された右エストレーモを再びおこなおうということだ。
「ロナルディーニョは基本的にメディアプンタでもエストレーモでも、どちらでもプレー可能だと理解している。彼自身もチームの要求するポジションならどこでもやると言ってくれている。まだまだいくつかのテストをしてみたいと思っている。」

フラン・ライカーがこの試合を前にして重要なことを語っている。それはクラブ首脳陣に対して左ラテラルの補強、それも早急な補強を要求していることだ。
「今のところ我々にはオスカー・ロペスしかいない状態だ。確かに彼は十分すぎるほどの活躍をしてくれている。だが彼一人でシーズンを乗り切れるわけがないし、何よりも重大な試合に起用できる経験豊かな左ラテラル選手が必要だと思っている。いくつかの補強をしなければならないポジションで最優先としなければならないのは左ラテラルだ。」

８月１６日土曜日２２時からおこなわれるこの試合の終了後、バルサ選手には日曜日と月曜日、２日間の完全休暇が与えられている。したがって練習再開は１９日の火曜日となる。