8月30日 土曜日

■1チャンネル(1.4MB)
ビルバオに到着したバルサ御一行を待っていたのは・・・大勢のバルセロニスタでした

■2チャンネル(1.0MB)
ダビ・サンチェスはアルバセテに1年間のレンタル移籍。しっかりと経験を積んでバルサに戻ってこよう!
ブエナ・スエルテ!ダビ・サンチェス!

■3チャンネル(1.0MB)
「もうバルサのことは忘れた。レアル・マドリの一員としてしっかりと頑張りたい」
う〜ん、現代っ子っちゅうのでしょうか・・・

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今日はビルバオ戦

マルケス、ルイス・ガルシア、ガブリ、モッタ、ナバーロ、この5人の負傷選手に加え、バルサの“9番”パトリック・クルイベルは2試合出場停止の制裁が加えられており今日のビルバオ戦には出場できない。したがってフラン・ライカー監督はプレー可能な選手をすべて招集し、今日のビルバオ戦に備えることになる。

■招集された選手(スタメン候補
ルストゥ、ビクトル、プジョーレイジゲルコクージオ、アンデルソン、オスカー・ロペス、マリオ、チャビジェラール、イニエスタ、ロス、サビオラ、クアレスマ、オーベルマルスロナルディーニョルイス・エンリケの18人。


なぜ?なぜ?

「ロベルト・トラショーラス、レアル・マドリに入団!」
これが29日金曜日エル・ムンド・デポルティーボの54ページを半分使って掲載された記事。だが、当の新聞社のHPにも、そしてどのメディアにも、そしてバルサの公式HPにもこの事実に関しては触れられていない。だがこの日の夜になってクラブも認めることになった。トラショーラスはすでにマドリッド入りしていたからだ。

バルサがロベルト・トラショーラスを自由契約にしたのは先週のこと。それはフラン・ライカーの構想のなかに入っていないことや、将来もバルサの選手として起用されることもないだろうというスタッフ・テクニコたちの判断によるものだ。そしてこのニュースを知ったレアル・マドリのバルダーノがラポルタのオフィスに電話してきて次のように質問したという。
「我々はトラショーラスに興味を持っているのだが、彼を獲得したら迷惑になるだろうか?」
フィーゴの件以来、バルサの選手の獲得には神経質になっていると言われているレアル・マドリが、一応紳士協定に基づいてラポルタの意見を問いただしたという感じだ。そしてラポルタはサンドロ・ルセーとチキ・ベギリスタインを呼び、バルダーノに対する回答を検討した結果、バルサとしては何の問題もないという結論に達したという。

この移籍で理解できない部分は、レアル・マドリはマドリBの選手として彼を獲得することに決めたということ、そしてもう一つ、年俸はバルサBでもらっていたものより少ないということだ。う〜ん、なんか、そう、なんか、納得できない移籍。何にもしないディレクター・バルダーノが何かするとわけのわからないことが多いがこれもその一つ。バルサ・テクニカル・テクニコが余程見る目がないのか、あるいはバルダーノが天才なのか、それは何年かしてからわかることになる。


カンプノウ開幕戦は00時05分開始

第2節の試合となるカンプノウでのセビージャ戦は来週の水曜日に予定されていた。だが来週末には多くの代表試合があるため水曜日にはバルサの各国代表選手はほとんどが不在となってしまう。そこでかなり前から1日早めた火曜日に試合をおこなうようにバルサはセビージャに要請していた。サンドロ・ルセーはセビージャの会長にすでに口約束でありながら同意を得ていたと言われている。だがここに来てセビージャ会長が突如として同意を反古にし、最初の予定通り水曜日におこなうと主張。もし水曜日におこなうとなるとロナルディーニョ、コクー、クルイベル、レイジゲル、オーベルマルス、ジオ、サビオラ、ルストゥなどが不在となってしまう。

そこでサンドロ・ルセーが考えたのは、じゃあそれではやはり水曜日に試合をおこないましょう、でも試合開始時間は火曜日から水曜日に入ってから5分たった00時05分ですよ、ということ。つまり火曜日の夜中の試合となりそうな雰囲気だ。カンプノウ開幕試合としては早くもドラマチックな雰囲気が漂うセビージャ戦、バルサは本気でこの時間に試合をおこなおうとしている。サビオラの出場は無理としても、これでオランダ人選手の出場は可能となる。

お〜い、もし本当にこの時間にやるんなら帰りのタクシー代ぐらいクラブがもってくれえ!