試合終わって、落ち穂拾い(2002年12月22日)

●マヨルカ-バルサ戦●(リーグ)

・バルサの選手が泊まったホテルは、バイエルンのキーパー・カーンも宿泊中のゴルフ場までついている一流ホテル。すべて揃っていて外にでる必要がない・・・せいどうかはわからないが、バン・ガールはスタジアムに向かう以外一歩もホテルから出なかった。

・ブルッハス戦で1部デビューは果たしているものの、リーグではこれが初試合となったアンドレス・イニエスタ。試合後空港に向かうバスに乗り込むやいなや携帯電話のスイッチを入れ、自宅でTV観戦していたご両親にご報告。そして、この日のユニフォームは、フルッハス戦のものと同じように、額に入れて飾って置くとのこと。

・ノボのモッタへの暴力行為のジャッジをした線審。彼はかつてサラゴサ戦でもコウトへのファールでサラゴサ選手を退場にした線審。

・負傷のため試合には出られないとわかっていながらマヨルカまで出向いたプジョーの隣で試合観戦するのはバルサ前監督のレシャック。そしてやはり客席にはバレアレス(マヨルカ島などの島々の州)代表監督となっているバルサ元監督セラ・フェレール。ベンチに座る現監督バン・ガールを入れて、バルサ三xx監督勢揃い。

・金曜日に手術をしたナバーロは、この試合は未だ入院中の病院のベッドでTV観戦。

「週刊三面」(2002年12月18日)

●もうすぐクリスマス 続編
毎年クリスマス近くなると、バルサの選手達がプレゼントをもって怪我や病気で入院している子供達を励ましに病院を訪れる。カタルーニャにあるすべての病院は無理だが、今年は5組に分かれてのバルササンタとなった。ガスパーはルイス・エンリケやオーベルマースと一緒にジーロナへ。バンガールは、サビオラ、デボエル、メンディエタたちとともに、バルセロナの病院へと、厳しい表情続きの会長・監督も頬をゆるめる。そしてバルサの1部の選手だけでなく、2部の選手や、他の部門のクラック選手達も一緒にクリスマスを病院で迎えなければならない子供達を見舞います。
(シネクラブ・チキートでその様子が見られます)

●会長も走る師走
1部、2部、3部、そしてその下にも数え切れないほどのチームがあるスペインフットボール界。どのクラブの会長も結果はどうであれ、クラブのために一生懸命。
レリダ地方のあるチーム、クラブの会長、ロセル氏(60歳)は、試合中に客席から飛び出し、ゴールに入ろうとしていたボールを蹴り返した。残り2分でチームが2−1で勝っていた試合だった。相手チームの選手がハンドによりボールをとったプレーに怒り、我を忘れての行為。会長、チームの選手とも相手チームに謝罪するともにボールをわたし、相手の得点とすることを申し出た。これで事が収まったかにみえたが、室はそれでは終わらなかった。というのも審判がそれを許さず、規定通りニュートラルのボールとして試合続行を命じたため。それに怒った観客、相手チーム選手が審判に詰め寄り大混乱。師走でも会長が走るのはいけません。

●師走でなくてもクライフ先生大忙し
クライフが助言を求められるのは、バルサ危機時のジャーナリストからばかりではない。まずこのほどスペインにアメフトの浸透を目的として発足したバルセロナドラゴンズ(アメフトチーム)の顧問委員会に顧問として名を連らねる。もちろんそれだけではない。サラゴサの新スタディアム建設にあたり、助言役としてもかり出されているクライフだ。

試合終わって、落ち穂拾い(2002年12月16日)

●バルサ-セビリア戦●(リーグ)

・ワーストを樹立したのは、14節終わって13位という記録。現在までのワーストは41−42シーズンの12位。もっとも、当時のリーグは14チームの構成で、バルサの下には今シーズンと違って2チームしかいないというところがちょっと違うところ。
41−42 4勝8敗2分け 34得点 41失点
02−03 4勝6敗4分け 18得点 19失点

・上記のように、失点が得点を上回ったバルサ。この記録は69−70までさかのぼらないと見つけられない。この5試合で獲得可能な15ポイント中得たのは1ポイントのみ。1得点8失点。また2試合戻って計7試合で見てみると、得点は3点。1点はナバーロ。そしてクライハートのというかキーパーの自殺点のような1点。最後はリケルメのPK。

・前半19分にデボエルに指示を与えにベンチをでたバンガールに、客席からブーイングの嵐。ブーイングをおそれたのか、あるいは選手への影響をおもんばかってか、後半75分に、オーベルとサビオラのポジション交換については、バンガール本人ではなくクラブ代理人ナバールに指示を出させた。

・この試合で唯一ガスパーの頬がゆるんだときがあったとしたら、それは試合前の選手撮影。そこにはガスパーの孫がバルサのユニを身につけ選手達と一緒に記念撮影する姿。

・客席でファンからねだられるままにサインしていたのはダレサンドロ。彼はこの後、18日のマドリで行われる隠し芸大会に出場する予定。

(この試合の後、落ちていたのは白いハンカチばかり)

10位から10連勝へ(2002年12月15日)

チャンピオンズ10連勝と快進撃を続けるバルサ、一方リーグでは勝利より敗北の方が多く10位の位置に甘んじているバルサ。当然、ゴール数でもその違いは明らかになります。

リーグ14試合で18得点は1試合平均1.3得点。一方CLは22得点で一試合平均2.2得点と、1試合につき1ゴール多い計算。また失点についてみてみると、リーグ16失点(1試合平均1.2失点)、CL6失点(1試合平均0.6失点)とCLはリーグのちょうど半分。
得点内容で見れば、セットプレーからの得点が多いのはどちらも同じ。リーグでは7得点がセットプレーから(4FK、2PK、1コーナー)、CLでは8得点(4コーナー、3FK、1PK)。
連勝しているCLでは0得点の試合がないのは当たり前ですが、リーグでは、6−1で大勝したアラベス戦以来4試合は0得点、残り2試合が1得点ずつとゴールの少なさが目立つリーグ。今夜のセビージャ戦を勝って、リーグ戦でも快進撃を期待したいバルサ。

おめでとう、100ゴール!(2002年12月14日)

10月26日のアラベス戦でハットトリックを決め、100ゴールまで後2つと迫ったクライハート。それからなんと1か月半もかかってしまいましたが、ニューキャッスル戦でようやくバルサ選手として100ゴール達成。先日のルイス・エンリケ100ゴール達成に続く、バルサ選手14人目となります。1998年9月19日、マドリ-バルサ戦で初ゴールを決めてから、4年と3か月の年月をかけての記録の詳細は以下の通り。

●クルービーゴールの内訳●

 シーズン  リーグ   CL UEFA  国王杯  その他
98−99   15    0    0    1    0
99−00   15    7    0    1    2
00−01   18    2    3    2    0
01−02   18    7    0    0    0
02−03    6    3    0    0    0
    計   72   19    3    4    2

クルービーゴールが繰り出されたのは
53ゴール 右足から
25ゴール 左足から
22ゴール 頭で

クルービーゴールが生まれたのは
76ゴール 仲間のパスを受けて
12ゴール 相手のはじいたボールから
 6ゴール 個人プレーで
 5ゴール ペナルティで

クルービーゴールにアシストした選手は
11回 リバルド
10回 グアルディオーラ
 9回 フィーゴ
 6回 ルイス・エンリケ
 5回 チャビ/シマオ
 4回 オーベルマルス

クルービーゴールの犠牲チームは
9ゴール セルタ
8ゴール バレンシア
6ゴール エスパニョール/ビジャレアル
5ゴール アラベス
4ゴール デポルティーボ/マラガ/バジャドリ/テネリフェ/ビルバオ

試合終わって、落ち穂拾い(2002年12月12日)

●バルサ-ニューキャッスル戦●(CL)

・試合前、サー・ロブソンに、彼のバルサ時代の功績をたたえて、クラブから感謝のプレートが贈られた。

・バルサ、チャンピオンズでの10連勝は、ミランが92-93に持つ10連勝と並ぶ記録。もっとも当時のシステムと違うため、バルサは未だ2次リーグのまっただ中。一方、その時のミランは、1回戦から勝ち続け、負けた11試合目はマルセーユ相手の決勝戦。

・クライハート、バルサの選手として100ゴール達成。後2ゴールとなってから長い道のりだったが、ようやく達成したこの記録。ゴール後にまくり上げたユニの下には、大きく「100」の数字と「ICON-EQUITY.COM」の文字。

・久々に登場しゴールも決めたダニ。そのゴールは息子に捧げられた。彼のユニの下には「ダニエル、パパは君を愛してるよ」の文字。

・イングランドから応援に駆けつけた4000人のニューキャッスルファン。雨で延期になったため、試合も見ずに帰らなければならなかった人たちもいたが、それでも3000人近いファンは残って応援に。

・ロブソン監督は、試合後、誰もいなくなったグラウンドに控え選手をランニングにだした。そして客席には、セキュリティー上の問題から、いつも出るのを最後まで待たされる相手チームの応援団。負けはしたが、チームへの応援には関係なしと、彼らに声援を送る3000人のニューキャッスルファン。

・ガスパー会長の事務所からカンプノウへの道は、やはりカンプノウに向かう多くのバルセロニスタが通る道。昨夜はそのバルセロニスタと共に歩いてカンプノウに向かったガスパー。もちろん批判の声は聞かれたが、それと同じかそれ以上に励ましの言葉もかけられていたと、その場に居合わせた人の言。

・クラシコ事件、リーグ2連敗、カンプノウ閉鎖の判決と、辛い時の連続でぴりぴりしていたガスパー。3-1と勝利したこの試合後、緊張がゆるんだのか、立ち上がったガスパーの目に涙。

・この試合、物の投げ入れ行為に対処するための処置として、ゴール裏に網が張られた。しがし、「フ」の付く「白い」人のいない試合で物の投げ入れがあるわけもなく、ごく狭い範囲への網だった。

・ダニのゴール後に焚かれた発煙筒。これはいつも問題を起こすラジカルファングループが占める北ゴール裏でなく、南ゴール側で起こった。この発煙筒、すべてのバルセロニスタからの大ブーイングで迎えられ、焚いた本人は警備員にすぐ連れ去られた。彼の話によると、南ゴール裏に陣をはる彼らのグループはここ15年間、問題を起こしたことは一度もないばかりでなく、常に反暴力に率先して務めてきた。そして、彼らとクラブとの間には、物を投げない限り、網は張らないという約束ができてたにもかかわらず、試合がはじまるときから網があった事への抗議だということ。

「週刊三面」(2002年12月10日)

●もうすぐクリスマス パート1
マヨルカ戦が終われば、次の日から年明けまでクリスマス休暇にはいる選手達。外国人選手は自国に戻って休暇を過ごす選手が多い。アルゼンチン選手3人のうち、リケルメとサビオラはお国で過ごすためすでにアルゼンチン行きのチケットを手配済み。一方ボナノはカタルーニャのクリスマスを楽しみたいと、新しい年はバルセロナで迎える事にした。

●もうすぐクリスマス パート2
バルセロナの水族館は水中歩道から鮫が見られるというのが売り物。そしてここ数年、クリスマスには、スポーツ界有名人を鮫と一緒に泳がせる企画している。今までにアランチャ(テニス)、エスティアルテ(水球)そして我がカピタン・ルイスエンリケが鮫とランデブー。今年、鮫のプールに招待されたのは、スーパー・プジョー。今のところプジョーからの承諾の返事はもらえていないらしいが、さて、企画が実現したとしたら、鮫はプジョーのマークをふりきれるか。

●出版業界 パート1
カタルーニャ州庁のスポーツ課が、このほど子供向けのスポーツの本をシリーズで出版。各スポーツ界でカタルーニャで有名な人の名前を盛り込んでのこのシリーズ。まずは、登山「アラセリ・セガーラ(女性登山家)の仲間ジェンマ」、フットボール「ホセ・マリ・バッケロの仲間キメ」、バスケット「パウ・ガソールの仲間チャビ」の3冊の出版された。そしてもちろんこのバッケロは、バルサドリームチームのカピタン・バッケロ。彼はバスク出身ではあるが、現在この出版元であるカタルーニャ州庁のスポーツ課に籍を置く。

●出版業界 パート2
音楽雑誌「Enderrock」の最新号のグラビアには、プジョーがボール代わりにギターを足の甲に乗せてカンプノウに立つ姿。芝の上でのギターテクニックはいかに?

●ようやく揃うウェンブリー
ウェンブリーを新しくするに当たって、古い施設の部品のオークションが行われたのは1年半以上前のこと。そしてバルサ博物館責任者がヨーロッパチャンピオンになったその記念スタジアムの品を多数競り落とした話しも同じ時。しかし英国政府からそれらの品の国外持ち出しに関しストップがかけられていた。その許可が先日ようやくおり、残っていた品がすべてバルセロナに向けて出荷された。これで、バルサ博物館にお目見えする日も近いぞ。

試合終わって、落ち穂拾い(2002年12月8日)

●ラーヨ-バルサ戦●(リーグ)

・昨夜のマドリは風もあり寒かったため、長袖のユニフォーム着用した選手が多かった。しかし手袋まではめた寒がりはチャビ一人。

・こちらカピタンでも取りあげられた1年前のパーティー事件。あのホテルはもうイヤと、今年は宿泊先を変更。そしてホテルでのスキャンダルは起こらなかったが、試合結果はスキャンダル。

・この試合は勝って欲しい、きっと勝てる、と2000人ものバルセロニスタが詰めかけたテレッサ・リベーロ。しかし、試合が進むにつれ、バルサへの応援から監督や会長へのヤジに。恥ずかしながら、グラウンドに投げ入れられた発煙筒はこのバルセロナ応援席からのもの。

・もう一つ投げ入れらたのは中味のたっぷり入ったジュースの瓶。それが命中したプジョーの言、「少なくともこれを投げた人ははずさなかったね」。ゴールがなかなか決まらない不運を嘆いた後での言葉。

・これで1位と13ポイント差となったバルサ。今までに1位と10ポイント以上差がついたクラブが優勝した記録はなく、最高は9ポイント差まで。その記録の持ち主は98-99のバンガールバルサ。バルサ、一挙に13ポイント差まで記録を塗りかえることができるか。

・13節終わって4勝のみという成績。こんなに少ない勝利数は今まで30−31、41−42、71−72、79−78の4シーズンのみ。

お気に召さなければ、全額お返しします(2002年12月7日)

というのは、時々雑誌の販売広告などで見かけるフレーズ。そして、先日フットボール界に登場したキャッチフレーズは「負けたら入場料をお返しします」。

フットボール界は、1部リーグならいざ知らず、それ以外のクラブでは試合毎に観客集めに四苦八苦。先シーズン2部Bにいたテラッサが、入場者にコーラやビザを配ったり、お金を取るどころか逆に1ユーロ入場者に配ったりした話題を前に載せました(NewsGrana2002年3月6日)。そのかいあってか、テラッサは今シーズン2部Aに昇格。

今回の話題は、同じく2部B所属のサバデル。観客集めのため、今シーズンから30ユーロで4試合見られるというシンパ・カードを発行しましたが、それでも観客はたりないし、収入もたりない。ということで、次の試合から入場料値上げを断行、ただし「チームが負けたらその入場料全額返します」という条件付きで。その第1回目の試合は、明日8日ノベルダ相手に戦われます。引き分け・勝利では返金はナシ。さて、応援すべきか、せざるべきか・・・いや、そんなことで悩むくらいなら、観戦に行きませんよね。

Drogas No!(2002年12月4日)

半年前の5月7日、大雨のベルナベウで行われたマドリ-日本代表の試合を覚えているでしょうか。あれは毎年行われる「Drogas No!」というアンチドラッグのキャンペーン試合で、収益金は麻薬中毒の予防・治療に当てられます。

1993年5月にバルサとリーガ代表とで行われた試合が第1回目。それから10年、今夜第11回目の試合が、メスタジャでバレンシア対リーガ代表で行われます。バルサからはジェラールがリーガ代表の一人として呼ばれています。またその前に行われる女子フットボール試合には、現在ラーヨでプレーするロナルドの奥さんミレーネも参加します。

現在まで行われた10試合は以下の通り。

1993/05/25 バルサ−リーグ代表(4−5)
1993/12/21 マドリ−リーグ代表(6−1)
1994/12/14 セビリア・ベティス−リーグ代表(3−3)
1995/12/30 バレンシア−リーグ代表(3−3)
1996/12/16 ガリシアチーム−リーグ代表(5−3)
1997/12/29 マドリ・At.マドリ−リーグ代表(4−3)
1999/01/27 バルサ−リーグ代表(4−0)
1999/12/30 マドリ−リーグ代表(3−2)
2000/11/30 バルサ−リーグ代表(1−2)
2002/05/07 マドリ−日本代表(1−0)

「週刊三面」(2002年12月3日)

●事件簿「隠された交通事故」
2週間前の週刊三面で話題に上ったロッケンバックの交通事故。実は彼の起こした事故はそれだけではない。練習を終えてカンプノウを出たところで、バイクに接触。運転していたのは女性で、すぐにクラブ関係者が病院にまで付き添い、その後女性は示談で事を済ますことに同意。しかし、また彼が事故を起こしたことを知った彼女が、新聞社に通告したため、この事故も明るみに。

●リケルメも黒い靴
サビオラがナイキとの契約切れからしばらく黒く塗りつぶしていたシューズを、アディダス製に履き替えたのはつい先日。そして今、リケルメが黒く塗りつぶしたシューズ組。そしてサビオラを失ったナイキは、リケルメの獲得にかなり力をいれている模様。

●家族の安全警備
誘拐事件計画発覚後、ベッカムの家族は、警護を5人もつけてバケーションを過ごしたそうだが、そこまではいかなくても、バルサの選手達の安全のためにクラブは手を尽くしている。閑静な地域に家を構えている選手の場合、遠征で家を留守にするときは、夜には家の周囲警備のために警備員を派遣するなど、クラブは選手を含めその家族の安全にも心がける。

●サビオラ再び受賞
アルゼンチンのクラリン紙が主催する第27回「外国でプレーするアルゼンチン最優秀選手」にサビオラが選ばれた。バルセロナに住むサビオラはアルゼンチンで開催された授賞式には参加できなかったが、親善試合で日本に行ったときに賞をもらい写真撮影。サビオラはつい1か月ほど前にも、スペインリーグでの中南米最優秀選手に選ばれている。

●プジョーのお古
リケルメは日に日にバルセロナのまちにとけ込んできている。すでに奥さんと2人の子供はスペインにやってきており、バルセロナ郊外の家で一緒に住んでいる。そしてリケルメの運転する車はジープチェロキー、プジョーの乗っていたものを譲り受けた。

試合終わって、落ち穂拾い(2002年12月2日)

●ソシエダ-バルサ戦●(リーグ)

・この試合、バルサ選手ボナノとして50試合目。記念すべきこの試合、大活躍のボナノだったが、キーパーが活躍するというのは攻めららているということ。この試合で入れられた2ゴールで、49失点、1試合平均0.98失点。

・アノエタでの試合はここ5年間負け知らずと、バルサにとってゲンのいいスタジアムだったが、それも今シーズンで終わりを告げた。

・先制点をあげながら、逆転負けしてしまったのは、リーグではこれが初めて。今シーズンでは、国王杯で3-2とされたノベルダ戦に次ぐ2試合目。

・アラベス戦でハットトリックを決めて以来ゴールから遠ざかっていたクルイベル、ラッキーなゴールで100ゴールまであと1つ。

・モッタにはレッド、オーベルマルスにはイエロー2枚のレッドと2人も退場になったこの試合。2人とも審判対する態度からの退場。審判の提出した書類によると、モッタは審判に対し暴言を吐いたため、オーベルはファールのイエローカードを見て、口笛を吹いて審判をバカにしたため。