2004-2005 シーズン
2004年
12月
2005年

選手データー更新
(04/12/24)

キラキラ星たち 「トニー」

カナルチキート(シネクラブ)で放映中の
「明日のキラキラ星たち トニー・カルボ」は星の観賞にあるものと同じ。


Aチームデビュー選手
(04/12/23)

■メッシー■
●2004年10月16日、リーガ第7節エスパニョール戦で一部デビュー。
 82分デコに代わって登場。
●リーガ第8節オサスナ戦、72分ロナルディーニョに代わって登場。
●国王杯グラマネ戦、スタメンで出場し73分交代。
●リーガ第14節マラガ戦、81分オラゲールに代わって登場。
●チャンピオンズリーググループ第6戦、スタメン出場90分間プレー。
●リーガ第15節アルバセテ戦、95分ダミアに代わって登場。
●リーガ第17節レバンテ戦、57分ダミアに代わって登場。

■ダミア■
●2004年10月30日、リーガ第9節ビルバオ戦で一部デビュー。
 スタメンで出場し90分間プレー。
●リーガ第11節ベティス戦、スタメンで出場し90分間プレー。
●リーガ第12節レアル・マドリ戦、72分ベレッティに代わって登場。
●リーガ第13節ヘタッフェ戦、63分ベレッティに代わって登場。
●リーガ第15節アルバセテ戦、スタメンで出場し95分に交代。
●リーガ第17節レバンテ戦、スタメンで出場し57分に交代。

■ベルドゥ■
●2004年10月27日、国王杯でのグラマネ戦で一部デビュー。
 84分ジュリーに代わって登場。
●チャンピオンズリーググループ第6戦、シャクタールとの試合でスタメン出場90分間プレー。

■ハビート■
●2004年12月7日、ウクライナでおこわれたチャンピオンズのシャクタール戦でスタメンで出場し一部デビュー。
 前半45分間プレー。

■ロドリ■
●2004年12月7日、ウクライナでおこわれたチャンピオンズのシャクタール戦で一部デビュー。
 ハビートに代わり後半から出場。
●リーガ第15節アルバセテ戦、86分マルケスに代わって登場。

■ルーベン■
●2004年10月27日、国王杯でのグラマネ戦で一部デビュー。
 スタメンで出場し90分間プレー。
●リーガ第16節バレンシア戦でバルデスが退場になったことによりリーガデビュー。75分、チャビに代わって登場。
●リーガ第17節、レバンテ戦でスタメン出場。


バルサインフェリオールカテゴリー先週末試合結果
(04/12/22)

フベニルカテゴリー
レバンテA−バルサA     1−
バルサB−プラット      −2

カデッテカテゴリー
バルサA−レイダA      −2
ジュピテルB−バルサB    0−

インファンティルカテゴリ
メルカンティルA−バルサA  1−
バルサB−ジローナA     −2

アレビンカテゴリー
バルサA−カン・ルイA     −0
サンタ・エウラリアA−バルサB 0−

ベンジャミンカテゴリー
ビラノバA−バルサA    0−17
マンレッサA−バルサB    4−


第17節 ほぼ理想的なメンバーで勝利
(04/12/21

バルサB−アルコヤーノ
 2−0

前日のバレンシア戦に招集されたバルサBメンバーがほぼ全員集合してスタメンが組めたグラタコス監督。メッシー、クリスティアン、ロドリ、ダミア、ロロがそれぞれスタメンで久しぶりに揃って出場した。ビクトル・バルデスがバレンシア戦で退場となったことで火曜日のレバンテ戦には出場不可能、したがって万一のことを考慮してルーベンはこの試合には招集されていない。それでもガジェゴが何の問題もなく90分間プレーしていた。

ベルドゥ・メッシーコンビが復活したこの試合だが、先制点をデザインしたのは他の半一部組。ロドリから立てパスがクリスティアンにわたり彼からのセンターリングをハビートがゴールしたのが試合開始3分。そして前半終了間際にベルドゥ・メッシーコンビによる追加点が決まり試合展開が楽になったこの試合。年内最後の試合を勝利し、バルサBは何だかんだ言いながらも3位につけている。

■FC BARCELONA
Gallego/ Damia/ Thiago/ Rodri/ Pen~a/ Fragozo/ Verdu/ Lolo(Andreu 71')/ Messi/ Javito(Paco 67')/ Cristian(Alonso 77')

■二部Bグループ3・順位表(16節終了)
1.アリカンテ・・・36
2.ビラホヨッサ・・30
3.バルサB・・・・30
4.バダロナ・・・・29
5.サラゴサB・・・29
6.ペラルタ・・・・28

(4位までが昇格プレーオフ参加資格あり)


16節終了し25人の選手がプレー
(04/12/19)

良いことなのか悪いことなのか、そこらへんの判断は微妙だから別としてバルサBは第16節レバンテ戦を終了した段階で何と25人の選手を起用している。しかも同じメンバーのスタメンが繰り返された試合がこれまで一試合もない。良く言えば、多くの起用可能選手を抱えているということになるし、悪く言えば決まったスタメン選手がいないということになる。

ペレ・グラタコス監督にしてみれば勝利した次の試合ぐらいは同じメンバーで戦いたいところだろう。だがそれを許さない事情がバルサBにはある。毎週末ごとに違うメンバーの選手が一部チームに招集され、そして試合事に負傷者をうんでいるバルサBの現状が、毎回同じメンバーのスタメンを不可能にしている。そして起用されてきた選手数が多いのもそのような事情と無関係ではない。選手数が足りなくなってバルサCから選手を調達しなければならなかったり、普段は控えとなっている選手をスタメンで起用しなくてはいけないこともある。だから、同じスタメンが繰り返されないことになり、同時に多くの選手がグランドに登場してくることになる。

入れ替わりの多い選手の中にあって一人固定メンバーとなっているのがダニ・フラゴッソだ。第二節の試合で途中出場した以外、その他の試合ではスタメンで90分間出場しているバルサB唯一の選手。多くの試合では守備的なピボッテでプレーしているが、セントラル選手が不足となれば彼らの代わりにディフェンス選手の一人として頑張っている。


ダミア、あくまでも謙虚に
(04/12/17)

フィゲーラス生まれのダミアはフンダシオン・モントレルというクラブでフベニルカテゴリーを卒業している。それ以降の彼は三部リーグの下に位置する地方カテゴリーでプレーするようになるが、毎シーズン転々とクラブを変えてきている。ペーニャ・フィゲーラス、サレ・フィゲーラス、カプラド、パララーダなどのクラブを転々とし、そしてバレンシアCに移籍して初めて三部リーグでプレーする機会を得たのが2002年、そう、今からわずか2年前に初めて三部リーグにデビューしていることになる。そしてフィゲーラスで二部Bカテゴリーを初めて経験するのが2003年に入ってからだ。

2004年2月11日、フィゲーラスでおこなわれた“ダリ生誕100周年記念試合”でダミアはフィゲーラスの選手としてバルサと対戦している。時期的には徐々にスタメン選手として試合に出場する機会が増えている頃だった。そして、この試合での彼の動きに注目することになったのがバルサB監督のグラタコスとバルサインフェリオールカテゴリーの責任者であるコロメール。翌シーズンからのバルサB補強選手として右エストレーモを務めていたダミアに注目が集まった。このシーズンが幕を閉じるまで数試合しか残っていない頃にはすでにダミア移籍交渉は終了していた。フィゲーラスへの違約金は1万8千ユーロということで手が打たれた。もちろんこの親善試合がおこなわれてから約8か月後にこの若者がバルサ一部チームの選手としてデビューすることなど誰も予想していない。だが彼は一部デビューしてしまう。アウエーのビルバオ戦で、なんとスタメンで、しかもラテラルというポジションでのデビューだった。

「ベンチに座っていて突然監督が『さあ、いくぞ!』とこっちの方に向かって指を指すとき、自分はいつも後ろの方を振り返ってしまう。後ろの方に座っている誰かを指しているんじゃないか、そう思ってしまうんだ。」
もう一部招集の常連選手とも言っていい彼だが、それでもまだ現実をそのまま受け入れられないようだ。
「自分がバルサにいること自体信じられないことなのに、二部Bの試合ではなくて一部の試合に出場しているなんていまだに信じられない。しかも、これまでテレビでしか見たことのないクラシコにも出場したなんて、まるで夢のようだ。ここ何試合か続けて呼ばれるようになったけれど、自分の場所はバルサBだと今でも思っている。負傷者が続出してつかんだ思いがけない幸運だけれど、このチャンスを逃すなという思いと背伸びしちゃあいけないという思いが同居しているんだ。だから負傷者が戻ってきて自分の居場所であるバルサBに戻れといわれれば、もちろん何の問題もないさ。」
彼の父親は学校の教師、そして生徒にはあらゆることに対して常に謙虚であれと教えている。もちろんダミア少年も父のそういうしつけを受けて育ってきている。常に謙虚に、そして与えられた幸運に感謝の念を、ダミアはその教えを決して忘れはしない。

2002年にバレンシアCに移籍したものの、実は半年もしないでフィゲーラスに帰ってきてしまっている。その理由を彼は次のように語る。
「一つは、大学を変えることが嫌だったんだ。自分はバルセロナの大学の体育学部の授業が気に入っていたし、いつかは教師の資格をとろうと思っていたからね。あの頃はフットボールなんか辞めちゃって学業の方を優先しようかとも思っていたし・・・。幸運にも今年中には卒業できそうだ。そしてもう一つの理由は家族、とくに恋人と離ればなれの生活が耐えられなかったこと。ちなみに、彼女は強烈なバルセロニスタなんだ。ジュディーという彼女の影響で自分もいつからかバルサが好きになってしまったみたいなもんなんだ。」
バルセロナの大学の体育学部に在籍する4期生のダミア、彼は父と同じように教師となるのが夢の一つだった。その夢を実現するための資格ももうじき手に入る。だが、その教師となる夢は・・・しばらく実現しそうもない。


補強じゃ、補強じゃ、補強してくれ!
(04/12/16)

やり繰り上手グラタコス監督はこれまでどうにか知恵を絞ってやって来たが、やはり折り返し地点当たりのことを考えるとどうも今のメンバーでは不足だという結論にたっしたようだ。だから補強を、補強を、どうにか補強してちょうだい、と切に訴えている。

これまで二試合に一回ぐいらいしか起用できなかったメッシーが1月の中旬から三週間以上計算できない選手となってしまう。1月13日から2月6日までおこなわれる南米アンダー20の大会にアルゼンチン代表選手として持って行かれてしまうからだ。ダミアのこれまでの活躍ぶりを見ていると、よほどのことがない限りバルサBには戻ってこないだろう。期待していたモラは負傷続き。やっと先日戻ってきたと思ったら、先週の試合で再負傷し約4週間のリハビリが必要。リエラは負傷から戻ってから不調が続いていたが、彼もまた再び負傷に倒れてしまった。

多くても二人の補強しかできないであろう一部チームだからして、1月以降も今のような“大量持って行かれ状態”が続くこともじゅうぶん考えられる。ロドリ、ハビート、ペーニャ、クリスティアン、ベルドゥなどが一部チームに招集されてバルサBでは起用できない試合も必ずあるだろう。だから、どうしても補強が必要だと考えるグラタコス。負傷者が続出すると金がかかります。


バルサインフェリオールカテゴリー先週末試合結果
(04/12/15)

フベニルカテゴリー
バレンシアA−バルサA     2−
カン・ジョフレッサA−バルサB 0−

カデッテカテゴリー
サン・ガブリエルA−バルサA  2−
バルサB−マンレッサA     −0

インファンティルカテゴリ
バルサA−コルネヤA      −0
コルブランA−バルサB     0−

アレビンカテゴリー
エウロッパA−バルサA     0−
バルサB−マルトレールA    −1

ベンジャミンカテゴリー
バルサA−エスパニョールA   −0
バルサB−カン・ジョフレッサA −3


第16節 やり繰り上手バルサB勝利
(04/12/14

レバンテB−バルサB
 0−1

7人という記録的な数のバルサB選手をアルバセテ戦に連れて行かれてしまったグラタコスバルサB監督。それでも試合に出場したのはメッシー、ダミア、ロドリだけだったので残りのハビート、ロロ、ルーベン、ウルコという選手たちを大急ぎでレバンテに呼び戻し、昼の12時という試合開始時間であったにもかかわらずやり繰りできた。彼らがバルサBにとって大事な選手という意味ももちろんあるが、人数的に足りないバルサBなのだ。

ダニ・フェルナンデス、サンティアゴ、ハビ・ガルシア、アルフィ、エスポシット、アルナウという多人数の負傷者を抱えているバルサBだからして、グラタコス監督は起用可能なバルサB選手以外にもバルサCから選手を抜擢してこの試合を乗り切らなければならなかった。そしてその甲斐あってアウエーでの久々の勝利を勝ち取った。この勝利の3ポイント獲得がもちろん最大の良いニュース。そして少し良いニュースとしては長かったリハビリからティアゴが戻ってきたことだ。この勝利のご褒美に、というよりは人数が足らないことから、アヤックスとの親善試合には多くのバルサB選手が招集されることになる。ルーベン、メッシー、ダミア、ロドリ、ペーニャ、モラ、ロロ、ハビート、リエラ、クリスティアンなどが呼ばれている。

■FC BARCELONA
Ruben/ Lolo/ Mora(Fran 41')/ Thiago/ Pen~a/ Fragozo/ Verdu/ Alonso(Manolo 63')/ Paco/ Javito/ Cristian(Andreu 79')

■二部Bグループ3・順位表(16節終了)
1.アリカンテ・・・33
2.サラゴサB・・・29
3.ペラルタ・・・・28
4.バルサB・・・・27
5.ビラホヨッサ・・27
6.バダロナ・・・・26
(4位までが昇格プレーオフ参加資格あり)


ボージャン復帰、そして再び負傷
(04/12/13)

土曜日の昼におこなわれたバルサカデッテBとマンレッサとの試合でほぼ2か月ぶりにボージャンが戻ってきていた。1か月半ぐらい前に彼を見たときは左足首からヒザのかなり上まで白いギブスがはめられいたけれど、ようやく負傷から戻ってこれた。カデッテBチームには彼のゴールがどうしても必要だからして嬉しいニュース。前半にヤゴのゴラッソなどで2点リードで迎えた後半、バルサはすぐに追加点を加え、とっても良い感じ。それがギャフンとなるのが3、4分後。右サイドを走っていたボージャンが目の前で突然左足を抱え跳ねぶっ倒れた。

このグランドは10段ぐらいの観客席しかないところで、座って見るよりは観客席の後ろにある木に寄りかかって見ることが多い。天気も良かったし気持ちの良い試合観戦。同じ木の反対側にガイがやって来て、相手がこっちを知らなかろうがなんだろうがこっちは知っているから簡単に挨拶。
「オラー」
「オラー、セニョール」
なかなか教育されている少年。持っていたピッパーを10粒ぐらいあげたら喜んでいた。そしてボージャンの再負傷。お互いに目を合わせて沈黙。あまりにも気持ちの悪い風景だったので、ガイにサヨナラして試合観戦は終わり。それにしても、今シーズン何回見た風景でありましょうか。ガブリ、モッタ、エドゥミルソン、ラルソン、全部カンプノウで見てしまった。そして今回はボージャン、ああ、気分悪い。


グラタコス監督の告白
(04/12/11)

「現在のバルサB選手の質を3年前のそれと比較されては困る。我々のバルサB再構築作戦は昨シーズンからスタートしたばかりだし、今シーズンは特に多くの若手を起用してやってきている。つまり、このカテゴリーではまだ未経験な若い選手によって構成されているということを忘れないで欲しい。過渡期と言っても良い時期であるし、我々は少なくても3年間の期間が必要だと思っている。興味深い多くの選手がいるカデッテカテゴリーやフベニルカテゴリーの選手が3年後にはバルサBに登場してくるだろう。」
このことはこのコーナーでも再三言ってきたこと。バルサBは何年か前に比べれば決して多くの良い選手によって構成されているチームではないし、過渡期的なチームであることは間違いない。だが、それでも“現在”がまったくないチームでもない。
「その証拠に何人かの選手が一部チームと合流して練習するようになっている。多くの負傷者がでたというチーム事情があることも確かだが、フラン・ライカーが必要とすればその期待に応えることができる選手がいることも事実だ。」

20歳のベルドゥには徐々に徐々に一部チームのスピードに慣れる時間が必要だし、ハビートに至っては今シーズンにバルサBに上がってきたばかりの選手だ。ペーニャにも経験が必要だしメッシーにも多くの時間とチャンスを与える余裕が必要。
「メッシーやリエラはまだ17歳。普通であればフベニルカテゴリーでプレーしている年齢の選手だ。したがって決して急いではならないし、すべての責任を与えてもいけない。」
まだまだ“青い”若手の選手たちが多いバルサBだが、それでもダミアという突然変異の選手を一部チームに送っている。彼もまた一部チームでの経験を積むことによって更に成長する可能性を秘めている選手。それでも大事に大事に育てていかなければ。


パコ・モンタニェス、新顔の誕生
(04/12/09)

パコ・モンタニェス、1986年カステジョン生まれでバルサCカテゴリー登録の18歳エストレーモ選手、その彼が先週末のノベルダ戦でバルサBデビューを果たした。前半は右エストレーモ、後半は左エストレーモとして、素人目にはまあまあの内容だと思ったが、彼を抜擢したグラタコス監督によれば期待通りの活躍ということのようであり、次の試合にも彼を計算に入れていくという。彼は1999年、13歳でインファンティルチームに入団し、毎年確実にカテゴリーを上ってきて、今シーズンはバルサCに昇格してプレーしている。

バルサ一部チームで負傷者が相次ぎ、ダミアが招集されることが多くなったことで、もっとも幸運を得たのがハビート選手。シーズン開始当初は控えであったり、試合そのものに招集されないこともあったにもかかわらず、ダミアの不在が彼をスタメンへと引き上げることになる。もしリエラが期待通りの活躍をしていれば話は少々違った形で展開していたかも知れない。シーズンが始まってから最初の頃はスタメンで出ていた彼も徐々に控え選手となり、それもハビートには幸運の材料ともなっていた。そして彼が“早すぎる”一部招集を受け始めたことで、また一人幸運が回ってきた選手がいる。それが今回バルサBデビューしたパコ・モンタニェスだ。さてさて、小さい7番選手、頑張ってみますか。


第15節 バルサBリーダー、ベルドゥ!
(04/12/07

バルサB−ノベルダ
 2−1

先週のフィゲーラス戦で負傷したアルナウはついにこの試合に間に合わず欠場。彼もまた多くの欠場リストに名を連ねる一人になってしまった。すでに手術をすることに決まったエスポシットをはじめ、ダニ・フェルナンデス、ハビ・ガルシアたちも負傷中、唯一の明るい材料は負傷中だったアルフィがやっと練習に戻ってくることができたぐらいだ。マラガ戦にフラン・ライカーによって招集されたダミアやメッシー、ベルドゥ、ハビートたちがこの試合に出場するのかどうか微妙な感じだったがメッシー以外スタメンで出場していた。

珍しくもバルサCから呼ばれた選手がスタメンで出場。左右のエストレーモをこなすパコ・モンタニェス(バルサC選手リストではフランシスコ・モンタニェスと表記)だ。小さいながらもテクニック的には優れた選手だが、バルサBでの初試合ということもあってか地味なプレーをしていた。良くもなし悪くもなしといったデビュー戦。本来ならリエラがスタメンで出てきても良さそうなものだが、かなり沈没してしまっている状態なんだろう。クリスティアンに代わって後半の途中から出てきたが、いたのかいなかったのかわからないような感じ。目立ったのはやはりカピタン・ベルドゥだった。バルサ2点目となるゴールは彼のフリーキックによるもの。ゴール左端にきれいに決まった。バルサB久々の勝利。

■FC BARCELONA
Gallego/ Damia/ Mora/ Rodri/ Pen~a/ Fragozo/ Verdu/ Lolo(Alonso 71')/ Paco(Andreu 92')/ Javito/ Cristian(Riera 61')


選手データー更新
(04/12/06)

キラキラ星たち 「フラン」

カナルチキート(シネクラブ)で放映中の
「明日のキラキラ星たち フラン・メリダ」は星の観賞にあるものと同じ。


カンテラ選手の起用度
(04/12/04)

多くの負傷選手を抱えてしまったバルサ一部チームだからして、これまで多くのバルサB選手が一部の試合に招集されている。それはルーベンであったりメッシーであったりダミアであったりペーニャであったりロドリであったり数えきれないほどの選手がフラン・ライカーによって招集されてきた。こういう状況だからして、今シーズンはバルサB選手が例年以上にかなりの比重で起用されてきたみたいな雰囲気に感じるけれども、数字を見るとそうでもないことが分かる。

昨シーズンのリーガ出場の数字を見てみると次のようになっている。オスカー・ロペス(311分)、セルヒオ・ガルシア(206分)、ジョルケラ(180分)、サンタマリア(146分)、ラモン・ロス(6分)、合計849分。すでに三分の一を経過した今シーズン、わずか二人の選手しか起用されていない。ダミア(225分)、そしてメッシー(25分)というところで合計250分。昨シーズンの合計タイムを三分の一にしたとしたらこの数字より多くなってしまう。

負傷者が多いことにより一部ベンチには空席ができてしまうのが今シーズンの実状。だからその空席を埋めるためにバルサBから多くの選手が呼ばれてきている。だが、そのこととフラン・ライカーが彼らを信頼しているかどうかとは別の問題となる。メッシーはほぼ毎試合のように招集されているがこれまで25分しかプレーしていない。したがって、日替わりメニューのように毎試合交代で呼ばれるような選手に出番がなくても不思議ではない。バルサBに本当に監督が信頼する選手がいないのか、あるいはスタメン選手が偉大過ぎてその差がありすぎるのか、そこら辺はわからないものの、いずれにしてもフラン・ライカーが信頼するバルサB選手は少ないことは確かだ。土曜日のマラガ戦、本当ならもうすでに一部デビューしていてもおかしくないベルドゥが久々に招集されている。右サイドの選手であるハビートも招集された。出番チャンスがやって来ることを期待しよう。


バルサインフェリオールカテゴリー先週末試合結果
(04/12/02)

フベニルカテゴリー
バルサA−コルネラA     −3
バルサB−コルネラB     −1

カデッテカテゴリー
バルサA−オソーナA     −0
ジローナB−バルサB     2−

インファンティルカテゴリ
グラノレスA−バルサA    0−
バルサB−グランハA     −0

アレビンカテゴリー
バルサA−テラッサA     −0
サンツスA−バルサB     2−

ベンジャミンカテゴリー
マルトレルA−バルサA    0−15
グラノレスA−バルサB    3−