2004-2005 シーズン
2004年
2005年
1月

選手データー更新
(05/01/30)

バルサB 「ティアゴ


ルドビック・シルベストレ、おめでとう!
(05/01/29)

バルサBにおける冬のマーケット入団はフランス人のルドビック・シルベストレと決まった。これまで2週間近くのテストを受けていたルドビック君20歳セントロカンピスタだが、バルサB関係者による評価は高いものがあったようで、クラブ側としては彼の入団を決定。あとは彼個人との年俸問題などを煮詰めていくことになるという。基本的に契約期間は残りの半年で、活躍次第では来シーズン以降も残ることになりそう。

バルサインフェリオールカテゴリー責任者のコロメール、マシア責任者のアモール、そしてバルサB監督のグラタコスなどが集まっておこなわれた会議でテスト生であったルドビックのバルサB加入が決定したのは木曜日の午後。彼の入団を決めたコロメールは次のように語っている。
「素質的にはいいものを持っているようで、これまでの練習や練習試合でそれなりの良い動きを見せてくれた。だが、もちろんまだチームの一員としてやっていくには時間が必要な選手でもある。今シーズンが終了するまで焦らずじっくり彼の成長を見ていきたいと思う。」


バルサインフェリオールカテゴリー先週末試合結果
(05/01/28)

フベニルカテゴリー
バルサA−ダムA        −0
サン・ガブリエルA−バルサB  0−

カデッテカテゴリー
バルサA−カン・ジョフレッサA −1
バルサB−フィゲーラスA    −2

インファンティルカテゴリ
バルサA−レイダA       −0
カンブリルA−バルサB     1−

アレビンカテゴリー
カン・ジョフレッサA−バルサA 0−
バルサB−サンアンドリュウA 15−0

ベンジャミンカテゴリー
バルサA−グラマネA     10−1
バルサB−グラマネB      −3


クラック女性入団
(05/01/27)

今シーズンは二部カテゴリーに落ちているもののメキシコでは伝統的なクラブの一つであるセラーヤにマリベル・ドミンゲスというメキシコ女子フットボール代表カピタンが入団してきたのが昨年の12月。フットボール界にあって初の女性フットボーラーの登場と騒がれたものの頑固で旧式な頭しか持っていないFIFAがこの女性の入団を認めず、残念ながら初の女性フットボーラーの誕生は幻となってしまった。だが、そんなことではめげないマリベル・ドミンゲス26歳さん、男の世界に飛び込む冒険が未遂に終わったら今度はヨーロッパに出撃。所属するクラブはバルサ女子フットボールチーム。今シーズンから一部リーグに昇進したものの果てしもなく落ち込んでしまっているバルサ女子フットボールを救済に来てくれた。

ヨーロッパ各国に女子フットボールのリーグは多々あるもののスペインのそれは弱小で、とても一流のリーグとは言えない。バルサはその中でも弱小チーム。アメリカのクラブや他のヨーロッパクラブからの誘いがありながらも弱小クラブを選んだマリベル・ドミンゲスは、その理由をメキシコの英雄ラファ・マルケスがいるからだと語る。
「ラファは我々メキシコ人の英雄。彼と同じクラブで働けることは大いなる誇りですわ。」
マリベル・ドミンゲスは世界女子フットボール界で10本指に入るほどの凄い選手らしい。メキシコ女子フットボール代表では43試合に出場し44ゴールを決め“マリゴール”として知られているという。彼女のバルサ入りで、ラファ・マルケス、バルサB所属のサンティアゴ・フェルナンデス、カデッテカテゴリー所属のジオバンニと彼の弟ジョナサンに続き5人目のメキシコ出身選手が生まれた。(カナルチキート2ch参照)


オスカー・ロペス
(05/01/26)

バルセロナにはアルゼンチンからマクシ・ロペスがやって来ようという今日この頃、セビージャには同じロペスでもオスカーの方のロペスがやって来そうだ。今シーズンからラッチオにレンタルされていたオスカー・ロペス、だが完全なスタメンとは言えるほどの活躍を見せていないことから、ベティスが冬の補強作戦の一環として密かに彼の獲得を狙っていた。そしてどうやらその作戦が成功しそうな雰囲気になってきている。レンタルでラッチオに移籍していたオスカー・ロペスがベティスでプレーすることになると、唯一の問題はどのような形で入団することになるかということだ。そのままレンタル形式となるのか、あるいは完全移籍として入団することになるのか、そこら辺がまだ決まっていない。

バルサBにも冬のマーケットで入団するかどうか微妙な選手がいる。フランスはストラスブルゴというクラブに所属するルードビックという選手で、先週からテスト形式でバルサBの練習に参加してきている。攻撃的なセントロカンピスタというふれこみの選手で現在20歳。今週中にはテストに合格するか不合格となるか決定する。


第20節 再び地元で引き分け
(05/01/25

バルサB−ベニドルム
0−0

気がつけばダニ・フェルナンデスが負傷から戻って元気にプレーしていた。彼の復帰によりダミアが右デランテロとして配置されながらも何度となくダニ・フェルナンデスとポジション交換している。ずば抜けてどちらが優っているという感じではないが、自信の差でダミアが一歩リードという印象。ルーベンが風邪を引いたようでこの試合には招集さえされていないが、ウルコというポルテロはどうも将来性を感じさせないだけではなく現在も感じない選手。来シーズンはたぶんもうバルサにはいないというキニエラがあればそれに5ユーロ投入。

それにしてもアロンソあたりがデランテロをしているところを見ると、バルサBの台所事情がかなり苦しいということがわかる。メッシーはいないし、クリスティアンは軽い負傷中だし、リエラに至っては昨シーズン在籍していたフベニルカテゴリー時代よりひどい感じだからして、グラタコス監督もスタメンでは使えないのだろう。ハビートが途中からデランテロとして起用されていたが、良いところまったくなし。ダミアやハビートだけではなくこれまで何人かの一部チーム招集選手に共通して言えることだが、どうも彼らはクラック一部選手のスペクタクルなテクニックを真似しすぎるような気がする。試みようとするプレー内容はわかるのだけれど、テクニックがついていっていないから中途半端なプレーになってしまうのは見ていて悲しい感じ。君たち、基本に戻りなさい!

■FC BARCELONA
Urko/ D.Fernandez(Riera 75')/ Rodri/ Mora/ Pen~a/ Fragozo/ Lolo/ Verdu/ Damia/ Alonso(Javito 60')/ Paco

■二部Bグループ3・順位表(20節終了)
1.アリカンテ・・・42
2.ペラルタ・・・・35
3.ビラホヨッサ・・34
4.バダロナ・・・・34
5.バルサB・・・・32
6.サラゴサB・・・31
(4位までが昇格プレーオフ参加資格あり)


バルサインフェリオールカテゴリー先(々)週末試合結果
(05/01/24)

フベニルカテゴリー
エルクレスA−バルサA    2−
バルサB−マンレッサA    −1

カデッテカテゴリー
トルトッサA−バルサA    0−
グラノジェレスA−バルサB  2−

インファンティルカテゴリ
エスパニョールA−バルサA  1−
バルサB−タラゴナA     −1

アレビンカテゴリー
バルサA−グラマネA     −0
オスピタレB−バルサB    0−

ベンジャミンカテゴリー
バルサA−オビエド・モデルノA −3
バルサB−レルスA       −0


バルサインフェリオールカテゴリー先週末試合結果
(05/01/13)

フベニルカテゴリー
バルサA−クラックスA     −1

カデッテカテゴリー
コルネヤA−バルサA      0−
バルサB−テラッサA      −0

インファンティルカテゴリ
バルサA−カン・ジョフレッサ  −0
コルネヤB−バルサB      2−

アレビンカテゴリー
オスピタレA−バルサA     0−
バルサB−ベルビッチェA    −2

ベンジャミンカテゴリー
バルサA−サン・クガットA  19−1
バルサB−ブラウグラーナA   −4


メッシー、コロンビア入り
(05/01/12)

南米アンダー20の大会にアルゼンチン代表選手として招集されているレオ・メッシーがいよいよコロンビアに乗り込んでいる。バルサの要望により冬休みをできるだけとれるようにアルゼンチン代表合宿入りを遅らせてもらっていたメッシーだが、彼がアルゼンチン入りしてから1週間たち、すでにコロンビアに入国している他の選手たちと合流することがやっとできたのが9日の日曜日となった。

アンダー20アルゼンチン代表監督のウゴ・トカーリはメッシーを大事に起用していきたいと語っている。
「他の選手との合流に遅れてきた選手だし、しかも最年少の選手でもあるから大事に起用していきたいと思っている。」
ウゴ・トカーリが説明するこの理由以外にもメッシーを大事に育てていかなければならないという理由が彼にはある。それはアルゼンチンメディアのメッシーにかける期待が非常に大きいことだ。アンダー20のチームに触れるアルゼンチンメディアは、これまでのところメッシーを“最も期待される選手”として扱っており、ウゴ・トカーリはメディアからの多大なプレッシャーをメッシーに感じさせたくないという思いがあるようだ。だがそこはメッシー、アルゼンチンメディアのプレッシャーなんか気にならないと語る。
「13歳の時からバルサというビッグクラブのカンテラとしてプレーしてきているんだから、いまさらプレッシャーなんか気にならない。そんなことより、これまでバルサで学んできたことをこの大会で思いっきりだすことができれば最高さ。」


第18節 2005年はマケでスタート
(05/01/11

オサスナB−バルサB
4−2

ダミア、ペーニャ、ロドリ、メッシー、クリスティアンといった、普段であればスタメン選手である彼らがいないところに加えて、アルナウやモラ、ダニ・フェルナンデス、エスポシットなども負傷で起用できないグラタコス監督。したがってこの日の試合は普段あまりお目にかかれない選手たちが出場している。ヘスス・フェルナンデス、フラン、アンドレウ、アロンソなどという、これまで途中から出場する機会が多かった選手がスタメンで出場し、ジャーマスやランサロッテというバルサCの選手が途中から顔を出してきている。そしてここ最近出番が多いバルサC選手のパコはしっかりとスタメンを守っている。この3人のバルサC選手、つまりパコ、ジャーマス、ランサロッテはいつかはバルサBに上がってくる選手だと思っていたし、彼らに加えてジョルディ・ゴメスもいつかは上がってくる。新しい選手が出てくれば、それだけで楽しみが増えるというもの。

それでもオサスナBとの調子の差は歴然としていたようで、4−2というスコアーで敗戦。アウエーの試合であるからして不思議でも何でもないことながら新年のスタートの試合は敗戦。試合終了間際にベルドゥが決めたフリーキックによるゴールが明日につながるか?

■FC BARCELONA
Ruben/ Jesus Fernandez(Lanzarote 32')/ Thiago/ Fragozo/ Fran(Llamas 67')/ Andreu/ Lolo/ Verdu/ Javito/ Alonso(Riera 55')/ Paco

■二部Bグループ3・順位表(18節終了)
1.アリカンテ・・・39
2.ペラルタ・・・・31
3.ビラホヨッサ・・30
4.バルサB・・・・30
5.サラゴサB・・・30
6.バダロナ・・・・29

(4位までが昇格プレーオフ参加資格あり)


選手データー更新
(05/01/10)

キラキラ星たち 「ジョルディ・ゴメス」・星の観賞

カナルチキート(シネクラブ)で放映中の
「明日のキラキラ星たち ジョルディ・ゴメス」と同じ


バルサBもスタート
(05/01/09)

年が明けてもバルサB監督グラタコスの悩みは去年のものと同じだ。選手がいない、それが彼の永遠の悩み。2005年のスタートとなる試合はパンプローナへ行ってのオサスナBとの試合。だが残念ながらこの試合にも彼の望むような選手を招集することは不可能となっている。

メッシーはコロンビアにいる。サンティアゴはオンドゥラスにいる。ダミア、ペーニャ、ロドリ、クリスティアンはフラン・ライカー御一行と共にビジャレアルに行ってしまった。そして多くの負傷者、つまりダニ・フェルナンデス、モラ、アルナウ、エスポシット、アルフィなどはいまだに計算できない負傷者リストに入っている。したがってバルサBでの残り少ない選手とバルサCから拝借した選手をどうにかやり繰りして戦わなければならない。唯一の明るい材料、それはルーベンが戻ってきてくれたこと。

いずれにしてもやり繰り上手のグラタコス監督だからして、どうにかやっていくことになるだろう。計算できる選手が少ないとは言えかろうじて上位に食い込んでいくことに成功した昨年のように、新しい年2005年もだましだまし勝利を勝ち取っていくことを宿命づけられている。スエルテ!バルサB!


ルーベン、バルサBに帰る
(05/01/08)

一部チームの選手と一緒にペララダでミニ合宿をしていたルーベンが他の選手よりも1日早く合宿からサヨナラしている。土曜日におこなわれるオサスナBとの試合に出場するため彼だけがバルセロナに戻ってきた。

気遣い名人フラン・ライカーは6日の午前中の練習が終わる際にすべての選手に円陣を組ませている。真ん中に入った彼は次のように語る。
「我々は明日の午後にここを引き上げてバルセロナに戻るが、一足早く帰ってしまう選手がいる。これまで4か月にわたって我々と一緒に頑張ってくれたルーベン、彼はジョルケラが負傷から戻ってきたことによりバルサBに戻ることになった。そこで、どうだろう、みんなで拍手をして暖かく彼を送り出してあげようじゃないか!」
パチパチパチパチ!
最も仲のいいロナルディーニョと抱き合い、そしてこれまた仲のいいジョルケラと抱き合ってルーベンはバルセロナへ向かいました。頑張れ!ルーベン!


スエルテ!サンティアゴ!
(05/01/07)

メッシーがコロンビアでのアンダー20の大会にアルゼンチン代表として招集されているが、バルサBからもう一人の選手がやはりアンダー20の大会に招集されている。メキシコ代表の一人として呼ばれているサンティアゴ・フェルナンデス君、この夏にメキシコのアメリカというクラブから4年契約でバルサBに入団してきたデランテロだ。

オンドゥラスで1月26日から30日の間におこなわれるCONCACAFのアンダー20の大会にメキシコ代表として招集されたサンティアゴ。バルサBに欠けているデランテロとして期待されて入団してきたものの、残念ながら今のところほとんど出番がない。これまで4試合ほどバルサBの試合に出場しているが、それらはすべて後半からの途中出場でありスタメンの経験はまだ一度もない選手だ。彼もまたオラゲールと同じようにバルセロナの大学で経済学を学んでいる大学生でもある。
「バルセロナに来てからまだ半年しかたっていないけれど、毎日が色々な意味で勉強の日々。ヨーロッパフットボールというか、バルサのフットボールというか、とにかく新しい水に慣れることを要求される1年目であり、試合の出場回数が少ないことは気にしていない。尊敬するラファのようにバルサ一部チームで活躍することが将来の夢。今回のアンダー20の大会に出場することも良い経験になるだろうと思う。そしてリーグ戦の折り返し地点に入ってから徐々に出場回数を増やしていければ最高だ。」
うん、しっかり頑張りなさい。


スエルテ!レオ・メッシー!
(05/01/05)

2週間近い冬休みを楽しんで1月3日から練習再開という一部チームのゆったりとしたスケジュールとは違い、バルサBは12月30日からすでに練習に入っている。したがって彼らはもう1週間は練習に汗を流していることになる。それでも何人かのバルサB選手が不在だ。ダミアは一部チームの合同練習参加組となっているので1月3日からの練習開始となっているし、メッシーはその1月3日の練習にも参加してきていない。バルセロナをあとにしてすでにアルゼンチンにいるメッシーは1月13日からコロンビアで催されるアンダー20の大会にアルゼンチン代表の1人として参加している。

オランダでおこなわれるアンダー20世界大会への参加をかけた南米予選がコロンビアでおこなわれる。期間は1月13日〜2月6日までで、アルゼンチン代表は1月8日にはコロンビア入りし13日のベネスエラ戦に備える。もしアルゼンチン代表が決勝戦まで進むとすると、バルセロナに戻ってくるのは2月中旬近くとなる。