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第36節 5連続・・・・引き分け オリウエラ−ルーチョバルサ ■FC BARCELONA *順位表は「試合日程・順位」から |
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フベニル・カデッテカテゴリー フベニルA、フベニルBともすでにリーグ優勝を決定したところで、彼らの下のカテゴリーを見てみよう。まず、カデッテAはリーグ戦4試合残したところで、2位のエスパニョールに2ポイントの差をつけて首位。カデッテBはすでにリーグ優勝決定。インファンティルAは残り5試合となったところで、2位のエスパニョール(バルサより1試合多い)に6ポイント差をつけて首位。そして、インファンティルBはすでにリーグ優勝決定。つまり、インファンティルBからフベニルAまでの6カテゴリーで、すべてリーグ優勝の可能性が残されていることになる。これは凄いことだ。 ■フベニルA(第30節)■ すでにリーグ優勝を決めての最終戦となったレイダ相手の試合。これから始まるフベニル国王杯とリーガ・デ・カンピオネスの戦いに備えて、前々回と前回の試合でカード所持を精算し、すべての選手が“きれいな体”となっている。前回の試合でイエローカードを誘ったバルトラ、ジョナタン、そしてロチーナはこの試合には出場できない。そしてロメウ、ホセ・ルイス、プラーナス、ポラッコなどをベンチに座らせ、大事をとるバルサフベニルチーム。それでもスタメン11人の選手の顔ぶれを見ると、立派な優勝チームのそれだ。 鳴り物入りで今シーズン加入してきたアルゼンチンの星イカルディが、この試合でフベニルAデビューを飾って90分間プレーしている。シーズンが終わろうとしている現在の段階では、期待したほどの活躍は見せていない、アルゼンチンアンダー代表に招集されていたり、負傷している期間が長かったせいもあるが、もっと早くこのカテゴリーに上がってくる選手かと思っていた。フベニルBでのプレーを見る限り、まだバルサスタイルのプレーに慣れていない感じで、今シーズンは勉強のシーズンとなっている。それなりに期待されている選手なので、来シーズンでの成長を見守ってみよう。 最終戦を勝利で飾りリーグ終了。30試合戦い23勝5敗2分け、71ポイント獲得。奪ったゴール70、失点33。 ■FC BARCELONA ■フベニルB(第30節)■ すでにとっくのとうにリーグ優勝を決めているフベニルBチーム。このカテゴリーでは1グループが18チームによって構成されているから、まだまだ試合は続く。この第30節マンレウ戦は7−0というスコアで勝利しているが、内容的には今シーズンの典型的なものと言える。試合開始早々から、相手ポルテロの前に大型バスを何台も並べている状況で、怒濤のような攻撃を展開しながらも先制点をとるのに苦労するバルサ。最初の点を獲得するまで苦労するものの、先制点をとってしまえば大型バスの数が少なくなり、相手も少しは攻撃してくるようになる。そして相手の隙をついての追加点。そういう試合展開で、この試合では7点も入れてしまった。 シーズンを通じて攻撃されることの少ないバルサだが、こういう試合展開でどうやってポルテロが成長していくのか。例えば、アルナウやレイナ、バルデスがこのようなカテゴリーでプレーしている時代にも、同じようにシュートされる回数が少ないことが多かった。だが、一試合90分間を通じて、相手のゴールチャンスは1回、あるいは2回は必ずあるもの。それを確実に防ぐのが小さい頃からのバルサのポルテロというものだ。この試合でも相手チームに2回の決定的なゴールチャンスが訪れていたが、ポルテロのアレックスは相手デランテロとの一対一の勝負に見事に勝利している。こうして育ったのが現在ペップバルサの正ポルテロを任されているバルデスだ。 この試合でも右ラテラルのダルマウの活躍が目立った。このポジションに関してだけは、バルサの将来は明るい。フベニルAにはモントヤという素晴らしい右ラテラル選手がおり、その下にはこのダルマウがいる。モントヤは来シーズンにはフィリアルチームに昇格するだろうし、ダルマウはフベニルAに上がってくるのは間違いない。そして2、3年後には、アルベスの控えからスタートして、右ラテラルのポジション争いをするであろうこの二人。チャッピー、プジョー以来のカンテラ上がりの右ラテラル選手が何年か後にカンプノウに登場してくるだろう。 ■FC BARCELONA ■カデッテA(第26節)■ ■カデッテB(第26節)■ *順位表は「試合日程・順位」から |
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第35節 4試合連続負け知らず勝ち知らず ルーチョバルサ−オンティニエン この試合を含めてリーグ戦残り4試合。プレーオフ参加権を獲得する4位以内に入ることが、現在の目標となっているルーチョバルサだが、そのためには残りの4試合すべてに勝利するような気持ちで戦わないければならない。4位のバダロナはルーチョバルサより1ポイント優っているだけだが、5位に位置するサン・アンドレウも同じポイント数を獲得していて、つまり上位には2チームいるわけで、両チームそろって残りの試合をミスし続けることは期待できない。したがって、上位2チームがどう転ぶかはわからないものの、やはりルーチョバルサとしては残りの試合をすべて勝ち続けることが必要となるだろう。ここにきて、カサの試合だからとかフエラの試合だとかいう言い訳は許されないのだ。 さて、残り4試合となったところでの最初の対戦相手はオンティニエン。ルーチョバルサより獲得ポイント数が1つ少なくて7位につけているチームだ。したがって彼らにも、残りの試合成績次第では4位以内に入れる可能性が残されている。そして2試合目が9位につけているオリウエラ。3試合目が3位のサバデル、そして最終戦が16位に位置しカテゴリー降格から逃れようと必死になっているベニドルム。もちろん、簡単な試合なんぞ一試合もない。 18日土曜日17時ミニエスタディでの試合。快晴で観戦日和ながら、もう今シーズンはミニエスタディとはオサラバしたのでテレビ観戦。それにしても、今シーズンのミニエスタディ観戦ではいったい何試合裏切られたことか。でも、もう見に行かないから裏切られることもないのだよ〜。 ここのところ連続して出場していたオリオル・ロメウが招集漏れとなっていて、ピボッテのポジションにはチャビが戻ってきている。夢も希望もない選手ながら、ルーチョ監督のお気に入りの選手なのだろう。そうとしか思えない。決してボールタッチが柔らかいわけでもなく、素晴らしい戦術眼を持っているわけでもなく、感心するようなパスをだすわけではないが、フィジカル的に非常に優れており、第三のセントラルとしてのみ活躍できる選手。フエラの試合ならともかく、なにゆえミニスタディの試合で起用するのか、シロウトには良く理解できない。だが、この試合では彼の持ち味である守備面の強さも発揮できず、もちろん攻撃のスタートとなるような活躍もしてない。 前半の半ばにオンティニエンが先制。まったくなんちゅうこったい、という感じの試合展開。ここのところいつもこんな試合展開が続いている。相手に先制され、それを追いかける立場になっての必死の戦い。そしてどうにかこうにか追いついて“根性の引き分け”となる。この試合も後半にペドロのゴールで追いついて、結局そのままのスコアで試合終了。ただ一つだけこれまでの試合内容との違いを見せたのは、後半途中から3−4−3というシステムをとったことだろう。 もともと両ラテラル選手が攻撃にでることが少ないルーチョバルサだから、下からのサイド攻撃というのはほとんどない。相手が攻めてこなくても4人のデフェンサがいることになるが、それだったらこのチームには3−4−3というシステムが似合うのではないだろうか。この試合ではセントラルのベルデスに代わってガイが入り、その彼がメディアプンタのポジションについている。4−3−3というシステムではあり得ないポジション。普通の試合では左右どちらかのエストレーモに入るガイだが、彼にとってはこのメディアプンタというのは自然なポジションでもある。なぜならインファンティルやカデッテ時代には、彼はこのポジションでプレーしていたからだ。そしてこの試合でも実にいい動きをしていた。勝利が必要となる残り3試合、すべてこの3人デフェンサにしてみてはいかがなものかいな。 さて、4試合連続の引き分けという結果となり、再び1ポイントだけ獲得。こりゃあダメだと思っていたら、サン・アンドレウもバダロナも地元の試合で敗戦しポイントが稼げず、結果的には3チーム同ポイントとなっている。つまりバダロナ53ポイント、サン・アンドレウ53ポイント、そしてルーチョバルサも53ポイント。そしてサン・アンドレウにもルーチョバルサにも直接対決で優っているバダロナが4位の位置を確保。うん、これはまだまだわからんぞ。 ■FC BARCELONA *順位表は「試合日程・順位」から |
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第34節 期待はずれ(ルーチョ談) アルシラ−ルーチョバルサ このフエラの試合は見ていないので試合そのものに関しては触れない。カテゴリー降格ラインに両足を突っ込んでいる18位のチームが先攻し、それを追いかける形になったルーチョバルサが後半に追いつき、そのまま1−1というスコアで引き分けになったそうだ。ラストスパートをかけなければいけないこの時期に、3試合続けての引き分け試合となり、当然ながらプレーオフ参加圏内からジリジリと後退している。 それでも、リーグ戦残り4試合となった段階で4位バダロナ53ポイント、5位サン・アンドレウ53ポイント、6位ルーチョバルサ52ポイントとなっているから、これからの試合結果次第で、プレーオフ参加権を得ることは不可能なことではない。プレーオフの試合を見ることができたら、それはそれで楽しいことだし、ミニエスタディも多くの人々で埋まって緊張した試合観戦が楽しめるだろう。だが、ルーチョバルサチームの現状を見る限り、例えプレーオフに参加することができても、二部Aへの昇格権を得ることは限りなく難しいことに思える。 二部Bカテゴリーから三部リーグへと降格した一昨年。監督をペップ・グアルディオラとし、二部Bカテゴリーへの昇格を狙ったバルサは、多くの選手を外部から獲得している。ダビ・コルコレス、ビクトル・エスパサンディン、ホセ・フローレス“チコ”といったデフェンサ陣、チャビ・トーレス、アブラン・ゴンサレスというセントロカンピスタ、エネコ・フェルナンデスとエミリオ・ゲーラというデランテロ。すべての選手がすでに20歳を越えており、厳しい戦いが予想された三部リーグでは彼らのような“ベテラン”選手の協力が必要だったからだ。確かに30歳前後の選手たちがゴロゴロしている三部リーグを戦うのに、16歳や17歳の坊やたちだけでは心許ない。そして、すべてではないものの、何人かの補強選手の活躍のおかげでペップバルサは1年だけで二部Bカテゴリーに戻ることに成功している。しかもペップバルサのベースとなって働いてくれた彼らのおかげで、バスケスやサンチェス、あるいはブスケやガイといった若手が急成長を見せてくれた。 オラゲールやダミアという選手が例外となるものの、外部チームからフィリアルチームへと加入してきてから、バルサAに昇格できる選手はほとんどいない。それが可能となるのは、もっと下のカテゴリーからバルサに在籍しているキラキラ星選手だ。不思議なことだが、それは歴史が証明している。バルデス、チャビ、イニエスタ、メッシー、ブスケ、プジョー、ボージャン、ペドロ、サンチェス、彼らはフィリアルチームより下のカテゴリーに入団してきた選手たち。 そして、三部チームのペップ監督が獲得した選手の中にも、バルサAチームに昇格してきそうな選手は1人も見つからないし、ルーチョ監督が今シーズン獲得した大勢の選手の中にも誰1人として見つからない。デフェンサのジョニー、ソラーノ、ベルデス、セントロカンピスタのロンガス、デランテロのラージョ、ノリート、マリック、ベンジャと多くの選手が加入してきているが、まず1人としてAチームには上がって来ないだろう。だが、それはそれで良い。問題は、もっと下のカテゴリーからバルサに在籍してるキラキラ星選手さえ、バルサAチームでプレーする“権利”を獲得していないことだ。つまり、来シーズンからAチームに招集されてもおかしくないような、素晴らしい活躍を見せている選手が1人もいないのだ。シーズン開始当初もっとも期待された二人の選手、ティアゴ・アルカンタラとガイ・アスリン、この二人がまったく成長していない。ガイに至っては昨シーズンの半分以下の出場チャンスしか与えられていない。 もし来シーズン、彼らがバルサAチームに昇格するチャンスが与えられるとしたら、それはルーチョバルサチームでの活躍や成長を認められたからではなく、彼らが本来持つ資質を買ってのものとなるだろう。よそのクラブが彼らの獲得を狙っているという噂には事欠かない選手たちだから、移籍を防ぐための昇格ということもあるかも知れない。そこで浮かび上がる一つの疑問。もし、そういう事態が起きたとしたら、果たして今シーズンは彼らにとって何の意味を持つものなのだろう?そして、このルーチョバルサチームというのは、いったい何のために存在するのだろうか? ■FC BARCELONA *順位表は「試合日程・順位」から |
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フベニル・カデッテカテゴリー ■フベニルA(第29節)■ この第29節バダロナ戦を前にしてのリーグ状況を簡単におさらい。 ●リーグ戦は残り2試合。 この試合のスタメンの1人にムニエッサがいた。確か彼が負傷したのは去年の今ごろ。半年病のはずだったのが1年病ということになってしまった。この試合ではバルトラとコンビを組んでセントラルをやっていたが、1年間欠場のハンディを感じさせないほど元気なプレーが見られた。監督の粋な計らいでこの優勝を決める試合にスタメン出場。そして試合開始15分、なんとバルサの先制点は彼のゴールだった。コーナキックからのボールをロメウが合わせ、そのボールをムニエッサがヘディングで決めて先制点。前半終了間際の追加点もやはりコーナーキックからのもので、ロチーナが決めている。前半終了して2−0でバルサの勝利。 リーグ優勝が決まると、今度は国王杯とリーガ・デ・カンピオネスという2つの全国的な大会に出場することになる。これらの大会にベストの形で参加しようとするバルサは、カード制裁直前の選手に“カード精算”するように指示を与えていたようだ。前回の試合ではポラッコ、ボラーニョス、テロンがカードを頂戴し見事に“カード精算”に成功。この試合でもロチーナ、ジョナタン、バルトラがカードを誘って“カード精算”に成功し、そのあとすぐにベンチに下がっている。 後半の半ばにゴールを入れられたものの、すぐさま追加点を決め、最終的に3−1というスコアで試合終了。リーグ戦残り1試合を残したところで優勝を決めることができた。試合成績29試合22勝5敗2分け、69得点33失点。フェリシダーデス! ■FC BARCELONA ■フベニルB(第29節)■ ■カデッテA(第25節)■ ■カデッテB(第25節)■ *順位表は「試合日程・順位」から |
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第33節 根性の1ポイント(ルーチョ談) ルーチョバルサ−バレンシア スペインU21代表戦に招集されていたため、前回の試合では欠場となっていたボティア、ジェフレンがバレンシア相手のこの試合に戻ってきた。彼らと一緒に代表戦に参加していたミーニョも元気に戻ってきていたが、練習中の不幸なアクシデントで負傷したため、彼にとって今シーズンは終了ということになってしまっている。まったくついていないが、彼の抜けた穴をオイエルが埋めてくれることを期待するしかない。仲間の負傷という不幸な出来事が、控え選手にとっては大きなチャンスとなるこの世界。そのチャンスをものにするかどうか、それはその選手の実力と運次第となる。 4月4日土曜日17時ミニエスタディ。この日はバルセロニスタにとって忙しい日。20時からはTV3でバジャドリ・バルサ戦、そして22時からはやはりTV3でマラガ・マドリ戦。しかも久しぶりに快晴の日ときている。バルセロニスタにとって何と幸せな週末でありましょうか。というわけで、熱い日射しを浴びながら、チャリンコでチャリンチャリンとミニエスタディへ。 何とポルテロのマシップがいるではないか。オイエルの控えとしてベンチに座っているマシップは、昨シーズンはフベニルAでプレーし、今シーズンはどこかへとレンタルされていた選手。将来を期待されたポルテロながら、どうもここ1、2年伸び悩んでいる感じだった。ミーニョの負傷が彼の復帰を可能としたということだろう。シーズンが終了するまでに彼のプレーを見てみたいもんだ。 審判の笛が鳴り試合開始。ティアゴもガイもベンチスタート。何ででしょうか?よくわかりませんが、ルーチョ監督が選手のことをいちばん知っている人物であるというリスペクトをもって、あえて文句は言いません。が、どうにも納得できません。それに加え、11人のスタメン選手の中で、下のカテゴリーから上がってきたカンテラ選手が3人(ボティア、ルエダ、ジェフレン)しかいないというのも寂しい話。 試合展開は相変わらずダラダラとしたもので、昨シーズンのペップバルサのそれとはとても比較できない。パスは5回ほどつながれば上出来であり、ほとんどの場合3回前後で相手に奪われてしまい、そして相手もパスが続かないから、結局ボールが意味もなくアッチ行ったりコッチ行ったりという、いつもの試合展開が続く前半戦。そして前半終了間際、ボティアに2枚目のカードが出て退場となり、後半は10人で戦うことになった。ヤバイ! ところが不思議なもので、10人となった後半戦の方がスムーズにボールが走り、しかもゴールチャンスも多くなるルーチョバルサ。前半には回らなかったボールが、パッパッパと面白いようにパスがつながるようになった。途中からティアゴとガイが登場。この試合ではティアゴは決して良くなかったが、やはりガイは一味二味違う選手。短い時間しかプレーするチャンスがなかったが、それでも2回ほどゴールチャンスを作っている。 90分が経過して両チームともゴールなしの引き分け。そしてサン・アンドレウが勝利したため、ルーチョバルサはわずか1週間でプレーオフ参加圏内から消えていってしまった。 ■FC BARCELONA *順位表は「試合日程・順位」から |
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フベニル・カデッテカテゴリー ■フベニルA(第28節)■ リーグ戦も後3試合となったところでのオスピタレ相手の試合。この試合が始まる前、2位マジョルカとの差は4ポイント。したがって、バルサがこの試合に勝利し、マジョルカが負けるようなことがあれば、数字的にバルサのリーグ優勝が決定することになる。オスピタレ・バルサ戦は土曜日、エスパニョール・マジョルカ戦は日曜日、したがって例えこの試合に勝利したとしても、試合終了後に優勝決定の大騒ぎはできない残念なスケジュール。 そして結果的にはバルサが勝利し、マジョルカは引き分けという試合結果となった。残り2試合を残したところで、その差は6ポイントと広がったことになる。バルサ・マジョルカ戦、マジョルカ・バルサ戦の直接対決の試合結果は同じとなっているので、もし同ポイントでリーグ戦が終了するとゴール得失点数の多い方が優勝となる。現在の段階で言えば、バルサ得失点数34,マジョルカ得失点数19と大きな差がついている。したがって、残りの2試合ともバルサが敗戦しマジョルカが勝利して同ポイントでリーグが終了したとしても、得失点数が逆転されない限りバルサのリーグ優勝が決まることになる。15得失点数を逆転することは常識的には考えられない。したがって、このオスピタレ戦の結果ですでにリーグ優勝が決定したも同然のことと言えるが、それでも数字的には決定していない。バルサの次の試合は地元でのグラマネ戦。この試合で1ポイントでも稼いだら、マジョルカが勝とうが負けようが関係なく優勝が決定することになる。今週末のマジョルカの試合は土曜日開催、バルサの試合は日曜日、もしマジョルカが引き分けあるいは敗戦という結果で終わるとすると、その時点でバルサの優勝が決定してしまう。 さて、オスピタレ戦。前半の試合展開を見ながら、ルーチョ監督が試合後におこなった記者会見での言葉を思い出した。 ロチーナが今シーズン何回めかのハットトリックを決めた試合。ルーチョバルサチームから格下げされてから数試合たったが、フベニルAでの彼の活躍は目を見張るものがある。そして彼と共に、来シーズンからのルーチョバルサチームでの活躍が期待される4人のデフェンサ選手。右ラテラルのモントヤ、左ラテラルのプラーナス、そしてセントラルのバルトラとボラーニョス。セントロカンピスタのジョナタンやポラコも楽しみな存在。これでムニエッサが戻ってくれば完璧だ。 ■FC BARCELONA ■フベニルB(第28節)■ ■カデッテA(第24節)■ ■カデッテB(第24節)■ *順位表は「試合日程・順位」から |
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