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イノセンテ記事大特集(2001年12月29日)
昨日12月28日はサントス・イノセンテスと呼ばれる、いわばスペインのエイプリル・フール版。毎年各紙は練りに練った大ウソ記事を掲載して読者を楽しませてくれます。そして昨日の「今日の一面」に、スペインのスポーツ紙、エスポーツ、ムンド・デポルティーボ、マルカ、アスに載った大ウソ記事と、チキートで募集した記事、それに真実の記事合わせて18の記事を一挙掲載しました。その中で本当に記事は7タイトル。ここでは残りの大ウソ記事11タイトルを掲載紙、執筆者名をつけて掲載し直します。
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クリスマス休暇中の一般公開(2001年12月27日)
クリスマス休暇の練習休みを利用して数年前から行われているカンプノウ内部の一般公開。この夏から開始されたカンプノウガイド付きツアーがあるため、希少価値が少しおちましたが、それでもこのときは普段は入れないところも入れるので、絶対おすすめ。 例えば、ツアーではビジター用のしか入れないロッカールームが、このときはバルサの選手用が見られます。その他、ミニスタディオやバスケット場などの外部施設にも入れます。そしてなんといってもお薦めなのは、ラ・マシア。グアルディオーラや、アモール、セルジなどが少年期を過ごしたバルサの寮内部には入れるのはこのときだけ(写真はマシアの食堂)。 12月22日から1月4日(12月25日、28日、1月1日はお休み) ソシオとその家族以外は有料と発表されていますが、そこはスペイン、今のところ無料で入場できているとのこと。 |
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今年のカンプノウ(2001年12月25日)
ふつうはシーズン毎で成績みますが、今回は、年末でもあるため、1月から12月までの1年間、カンプノウで行われた試合の成績を見てみましょう。 まず、今年2001年は、監督がセラ・フェレールとレシャックの2人で、カンプノウで30試合戦っています。成績は16勝3敗11分。勝率は53%で、過去11年で最低の成績。1番は、1997年のロブソンとファン・ハールの監督時代で、25勝3敗3分で勝率81%。 ●2001年カンプノウでの試合一覧 ●過去の勝率 |
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試合終わって、落ち穂拾い(2001年12月23日)
●エスパニョール-バルサ戦● ・エスパニョールがサリアからモンジュイックにグラウンドを移して5シーズン目。昨日の勝利が始めてのカタランダービーの勝利。そしてそれは、バルサの初黒星を意味する。 ・オーベルマースとジェオバンニの両ウィングでスタートしたバルサ。今まで、常にどちらか一人が負傷か病気という状況が続いていたため、この2人がスタメンで一緒になるのはリーグ18試合目で始めてのこと。 ・後半、デブーと交替して入ったダニ。彼にとって、これが今シーズンリーグ初出場。そしてそのダニをマークしていたエスパニョールのロポ選手とは従兄弟同士。 ・レシャックの隣には、3試合ベンチ入り禁止の制裁がとけたアレサンコの姿。 ・シベリア寒波の到来で寒い日々の続くスペイン全土。昨日のモンジュイック、試合開始時の気温は0度。この寒さのなか、バルサの選手で手袋をして戦ったのは、キーパー・ボナノを除けば一人だけ。その寒さに弱い選手とは、若い若いガブリ君。 |
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カタルーニャ代表試合(2001年12月22日)
バルサとエスパニョールにとって、今日が2001年最後の試合になりますが、そうでない選手達も何人かいます。それは、28日に行われるカタルーニャ代表対チリの試合に呼ばれている選手達。 このカタルーニャ代表を率いるのはピッチ・アロンソ監督。彼が1995年にカタルーニャ代表監督になってから、4勝1分と負け知らず。 95/06/25 カタルーニャ 5 - 2 バルサ そして、一昨日代表に呼ばれるメンバーが発表になりましたが、その中には現在ドーピング問題で辛い戦いをしているグアルディオーラの名前もみられました。ピッチ監督は、グアルディオーラについて「現在彼はベストとはいえないが、スタメンでの出場も十分ありるうし、そうなれば、キャプテンマークをつけるだろう」とコメントしました。 招集された選手(かっこ内は過去の出場回数) 今回は負傷のため、ジョルディ・クライフ、ジェリ、ソレールの3人は呼ばれませんでした。 |
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カタランダービー・マニア(2001年12月20日)
●エスパニョール地元戦● ・このダービー戦を一番多く戦った監督は、エスパニョールのエミリオ・サンタマリア(アルゼンチン人)で7試合。次に、バルサのクライフとミケルス(両方ともオランダ人)が6試合。エスパニョールのクレメンテが5試合と続きます。 ・選手では、バルサのミゲーリで13試合。バルサ地元も含めての全ダービー戦を一番多く戦ったのは、同じくバルサのミゲーリの25試合。エスパニョールではアルヒレスの20試合。 ・得点王は、エスパニョールのマラニョンの5ゴール、次がバルサのマンチョンの4ゴール。 ・初のダービー戦は、1929年6月6日。バルセロナ万博を記念してモンジュイックのスタジアムで戦われました。結果は1-1の引き分け。その時の入場料は5ペセタから15ペセタ。 ・このダービー戦、バルサの大勝利試合は81-82と、91-92の0-4の2試合。91-92の4点は、クーマン、ベギリンシュタイン、エウセビオ、フェレールの4人のもの。一方、エスパニョールの大勝利は、50-51の6-0の試合。 ・両チーム会わせての最多ゴールは、8ゴールで、30-31の4-4と85-86の5-3の2試合。 |
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リバルド頼みはもう終わり?(2001年12月19日)
体調が100%になるまでは試合出場なし、ということで今年最後のエスパニョール戦もお休みになりそうなリバルド。「何はなくともリバルド」とあがめられた大聖人の今シーズンの成績はどうなのか見てみましょう。 リーグ17試合中、リバルドは7試合出場で、2勝3敗2分の8ポイント。1試合平均1.1ポイント。リバルド抜きの10試合は、5勝1敗4分の19ポイント。試合平均は1.9ポイント。こうみると、リバルド頼みも今シーズンはきいていないようです。この結果を、リバルドがいなくても大丈夫とみるか、リバルド「頼み」がきかないためにバルサが冴えないとみるか、あなたはどっち? |
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2001年最後の試合(2001年12月18日)
リーグ18節、折り返し1歩手前の試合が、2001年最後の試合、カタルーニャダービーのエスパニョール-バルサ。どちらも負けられないチーム事情を持つこの試合です。 今シーズンのエスパニョール、地元では、9試合で5勝3敗1分、16ポイント。一方バルサはフエラで、同じく9試合で3勝3敗3分、12ポイント。前節のビジャレアル戦は9月以来のフエラでの勝利と、不調にあえぐバルサですが、意外にも、このフエラで12ポイントというのは、アスレティック17ポイントに次ぐリーグ第2位の成績。 ゴール数はエスパニョールの得点22(地元16)・失点29(地元12)、バルサは得点25(フエラ7)・失点15(フエラ8)。選手別には以下の通り(かっこ内は左が地元得点、右がフエラ得点)。 1位 7ゴール(7、0) サビオラ |
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試合終わって、落ち穂拾い(2001年12月17日)
●ビジャレアル-バルサ戦● ・苦しみ抜いて得た0-1の昨日の勝利。なんと9月29日でのソシエダ戦から約2か月半ぶり、6試合目でのフエラでの勝利。また、10月20日のマラガ戦から約2か月ぶり、4試合目でのフエラでの得点。 ・シベリアからの寒波で、寒い寒い週末だったスペイン。雪で鉄道・道路が封鎖され、バルサのビジャレアル行きは、何回も変更を重ね、ようやく飛行機とバスで。また土曜日はビジャレアルマイナス3度というものだったが、試合当日は天気も回復、11度と、まあまあの気温。帰りは何の問題もなく、予定通りバスでバルセロナに。 ・「さっき僕のやったファールと同じじゃないですか。僕にはカードを出したのに、どうして彼にはださないの?」と聞いただけで、2枚目のイエローカード、退場となったチャビ。実は彼にとって退場は始めてのこと。それはプロになってからだけでなく、子供の頃からフットボール人生で始めてのことだという。事実、彼のもらったカードは少なく、今年で1部で4シーズン目、今までに4枚しかもらっていなかった、昨日のを除けば。 ・一方、カードをもらうんじゃないかと見る者をハラハラさせるハリキリボーイ・ロッチェンバックは、昨日のカードが5枚目。次のエスパニョール戦はお休み。 ・もう一人イエローカードをもらっているのは、レシャック監督。前半終了後、控え室に帰る審判に、チャビの退場について文句を言ったかどで、通路でイエローカード。 |
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派手な試合を期待、ビジャレアル戦(2001年12月16日)
ビジャレアルが1部にあがって今年が3シーズン目。ということは、ビジャレアル-バルサという試合は今夜が3試合目になります。過去2試合で、2チームのトータルゴール数は13(ビジャレアル6、バルサ7)。 1試合目は、1999年5月、その時ビジャレアルはホームスタジアム閉鎖という制裁中だったため、メスタジャで試合が行われています。結果は2-3。クライハート、コクー、リバルドが各1点ずつ。昨シーズンは2001年4月で4-4。クライハートのハットトリックとリバルドの1点。3試合目の今夜は何点はいる? |
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[ バルサ医院 ] (2001年12月15日) ビジャレアル戦、OK&KO セルタ戦で負傷したガブリとクリスタンバール、風邪のため熱のあったコクー、この3人は、明日のビジャレアル戦には問題なく出場できるとの医師の診断。試合中に脳しんとうを起こし、病院に担ぎ込まれたアンデルソン、検査の結果では、問題なしということで退院はしましたが、未だに頭痛とめまいが直らず、練習には参加していません。検査ではまったく問題がみられないので、本人が痛みが取れ大丈夫と思うなら、いつでも練習に戻れるというのが現在の状況。 また、リバルドの負傷を直すためには、休養のみという診断で、ビジャレアル戦はお休みとなっています。しかし、医師の診断では、完璧に直すためには3週間の休養が必要ということで、エスパニョール戦もお休みの可能性大。 一方、ジェオバンニは練習に徐々に復帰してきており、エスパニョール戦にはぜひプレーしたいと本人は語っています。また11月20日のリバプール戦で負傷した本人は語っています。また11月20日のリバプール戦で負傷したルイス・エンリケは順調に回復してきており、年開けての第1戦、バルサ-サラゴサには間に合う見込み。 |
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審判募集!(2001年12月14日)
審判というのはミスがなくて当たり前、ちょっとミスがあれば批判が集中。あまり割に合わない仕事。ましてTVカメラが何台も回っており、誰の目にも見えなかったシーンが次々と暴かれる昨今、とても人気がでる仕事には見えません。 そう、いまスペインは深刻な審判不足。あらゆるカテゴリで行われる試合に対して審判は14,000人必要なのに、10,000人しかいないというのが現状。そこでスペインフットボール協会が大々的に審判募集キャンペーンを始めることに決めたそうです。 すでにいくつかの地方では募集キャンペーンを行っており、成果も上がってるようです。例えばアンダルシア地方では、昨年行ったキャンペーンで多くの若手の審判候補者(12歳以上)を得ました。キャンペーンの責任者達の悩みは、この若手の新人審判が、ヤジや口笛の非難にあって、やめていくのをいかに引き留めるかということ。カタルーニャ地方は国内ではわりあい審判数のの多いところですが、やはりこの9月には「客席に座っていないで」というキャンペーンをはり、14歳から30歳までの候補者を集めました。目標は、「1人の審判は、週に最高でも2試合受け持つだけ」というもの。またアストリア地方では、中・高等学校を審判募集に訪ね歩く方策をとっています。 |
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大聖人の堪忍袋(2001年12月12日)
アスレティック戦でのラクルスへのリバルドの行為が取りあげられて2週間、ようやく決着がつきました。リバルドのファールは決してほめられるものでありませんが、彼が暴力的なプレーをする選手ではないことは明らか。しかも、彼がグラウンドに立つたびに受けるファールの数々を考えると、同情の余地は十分あるでしょう。 先シーズンのリーグで、リバルドの受けたファールは133個。プレー時間はトータル2993分ですから、23分に1回ファールを受けている計算。1試合にすれば4回。今シーズンはもっと多く、問題のアスレティック戦までで28回、14分に1回の割合(391分プレ)で、1試合につき6回強。この割合はリーガ中1番になります。もちろんこの回数は審判がファールとして笛を吹いたものの回数ですから、当然もっと多いはず。大聖人の堪忍袋の大きさにも限度があるか? |
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[ バルサ医院 ] (2001年12月12日) 昨日の練習に欠席者多数 月曜日はお休みだったため、昨日セルタ戦後始めての練習でしたが、その練習に多くの選手が参加できませんでした。まず、カターニャとの衝突で脳しんとうを起こし入院していたアンデルソン。退院した足で練習には駆けつけたものの、医師の判断で練習には不参加。ずっと筋肉の痛みを訴えているリバルド。セルタ戦で負傷したガブリとクリスタンバール。そしてセルタ戦の時にすでに風邪をひいて熱のあったコクー。 明るいニュースとしては、ジェオバンニが練習場に姿を現したこと。もっとも、まだ他の選手とは離れてのリハビリですが、このまま順調にいけば来週頭にも退院許可がおり、今年最後のエスパニョール戦には間に合いそう。また、2週間ほど前に練習中に肋間の筋を傷めたダニは、今週中には退院できそうで、週末のビジャレアル戦にも間に合う見込み。 |
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冬の移籍市場(2001年12月11日)
先週の12月3日、冬の選手移籍が解禁になりました。新たな選手補強の他、今シーズン、国内の公式試合(リーガ、国王杯、スーパーカップ)において、出場が5試合未満の選手は、他のチームに移籍できます。もちろんその全員が移籍市場に出されているわけではありませんが、これに確答する選手は約100人。 プレーしていない理由として第一にあげられるのは長期の負傷。1試合もプレーしていないアベラルドなど、未だ復帰できていない選手もいます。次は、監督の構想外の選手、あるいはシーズン当初の期待通り活躍できなくてはずされたしまった選手。バルサでは、ドゥトゥルエル(0試合)、ダニ(1試合)、アルフォンソ(4試合)がこれに当たるでしょう。特殊な理由として偽パスポート事件の解決がつかずプレーできないエスパニョールのマウロ・ナーバスのような選手もいます。また国王杯はではスタメンの約束をされていたレイナは、1回戦敗退のため、未だにその1試合しかプレーしていません。バルサではその他、レイジハー(2試合)もリストに見られます。ちなみにマドリは、イバン・カンポ(3試合)、セサー(4試合)、フラビオ(4試合)などがいます。 この冬の移籍市場、来年の1月31日夜8時まで開かれています。 |
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試合終わって、落ち穂拾い(2001年12月10日)
●バルサ-セルタ戦● ・開始1分のゴールは今シーズンのガプリの初ゴール。昨シーズンは2ゴールリーグで決めていますが、なんとそのうちの1つは、やはりバルサ-セルタ戦。 ・10月3日のマヨルカ戦で負傷してから2か月ぶりの試合出場を果たしたセルジ。ゴールも決めた・・・が、残念ながらオウンゴール。 ・今回の垂れ幕は、グアルディオーラへの励まし。「グアルディオーラ、元気を出せ! 君の人生で一番大事な試合に必ず勝てるさ!」 ・観客席には、ヌニェス元会長。奥様と息子さんと3人でご観戦。そして偵察していたのは、エスパニョールのサブコーチ。 ・右手首を負傷していたボナノ。痛み止めを打っての出場か、といわれていましたが、結局きつくテーピングしただけでの90分出場。、未だリーグフル出場のボナノ。 |
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[ バルサ医院 ] (2001年12月10日) セルタ戦での負傷者 後半残り数分のところでカターニャと衝突し、頭を打ったアンデルソンは、すぐ救急車でサンクガットの病院に緊急入院。そのまま病院内で一夜すごしました。 一方、ハーフタイムで交替したクリスタンバールとガブリ。クリスタンバールはヒザの負傷、ガブリは左足に強い打撲を受け負傷。彼らの状態も今日の午後受ける精密検査の結果待ちです。 |
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冴えないリーガ(2001年12月8日)
勝ち試合が3ポイントというシステムになったのは1995-96のシーズンから(その前は2ポイント)。今年で7シーズン目をむかえていますが、15節終わって、27ポイントでリーグ1位というポイント数は最低のもの。また1位のアラベスの8勝は、98-99シーズンの時と同じでやはり最低(そのシーズンはマヨルカが29ポイントで1位)。また、試合当たりのゴール数、2.48も最低ですし、得点王のウルサイスの8得点というのも最低。クラックをたくさん抱えるスペインリーグなのに、冴えないリーガ。 (1位のチームのポイント数と勝ち数) |
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[ バルサ医院 ] (2001年12月7日) キャプテン・セルジ退院! 10月のマヨルカ戦で負傷してから2か月、キャプテン・セルジに退院許可がおり、今朝の練習は、他の選手とまったく同じリズムで行いました。一方、リバルドが筋肉痛を訴え、今朝の練習を休んでおり、セルタ戦出場が危ぶまれています。なお、ボナノも練習には参加していますが、手首を痛めており、予断を許しません。 |
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9試合で9ポイント(2001年12月7日)
ビルバオ戦では、カンプノウで初の敗北を喫し、次のアラベス戦での連敗し、ついに8位まで落ち込んだバルサ。第7節、デポルティーボ戦でリーグ初の敗北を喫してから9試合、2勝4敗3分と、27ポイントうちなんと9ポイントしか獲得していません。それは、リーグ20チーム中17位でラーヨと同じ。そして1位は、いつの間にか追い抜かれてしまったR・マドリの20ポイント。バルサ、12月の残り3試合でこれと同じ9ポイント獲得を! ●7-15節までの成績 |
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試合終わって、落ち穂拾い(2001年12月6日)
●バルサ-ガラタサライ戦● ・2-2の引き分けで1ポイント獲得したガラタサライ。これはトルコのチームとしてカンプノウでの初ポイント。また、この2得点というのもかなりのもの。というのもここ10年ほど、カンプノウでトルコのチームは合計でも3点しか取っていないから。 ・試合途中にカンプノウの客席で心臓発作を起こし、病院に担ぎ込まれたバルサソシオが手当のかいなく亡くなった。レバクーゼン戦に次ぐ犠牲者がまたひとり。レシャック監督、バルサ選手の面々、どうか心臓の弱いソシオを救って! ・観客席には、リバプールの偵察人。バルサをというよりも、次の対戦相手のガラタサイ偵察か。。また、ガスパー会長の隣には、トルコの首相の顔。日曜日の対戦相手セルタのフェルナンデス監督も観戦予定だったが、風邪のため中止になったとのこと。 ・冬の選手移籍時期。「ガスパー、クリスマスプレゼントにリケルメをちょうだい!」という垂れ幕がカンプノウにつられる。スペインでは、プレゼントを持ってやってくるのはサンタクロースではなく、3人の王様。その王様の一人の名前がガスパー。ガスパー会長にひっかけたお願い。 |
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Markus Merk という審判(2001年12月5日)
今日のバルサ-ガラタサイ戦を吹くのは、1992年からインターナショナルの審判をつとめているドイツ人の Markus Merk(39歳)。彼はバルサファンにはおなじみ。今まで6回バルサの試合を受け持っていますが、そのうちの一つが、1996-97のレコパ(カップ・ウィナーズ・カップ)の決勝戦、バルサ-PSGの1-0でバルサが優勝した試合のため。ただしトータルではバルサの2勝3敗1分の成績。勝利試合は、リーズ戦の4-0。敗北試合はディナモ戦、チェルシー戦、セルタ戦。 |
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フランク・デブーの記録(2001年12月4日)
1989年9月、オーストリアで行われたUEFAカップのウイーン-アヤックス戦、その試合で19歳のフランク・デブーはヨーロッパデビュー。試合は1-0と彼のチーム、アヤックスの敗北に終わています。その時から12年たった今、先日のイングランドで行われたリバプール-バルサ戦で、31歳の彼はヨーロッパ戦100試合を達成しました。 アヤックス時代の9シーズン(90-91は試合なし)に78試合、バルサ3(4)シーズン目(最初のシーズンは冬の移籍でその年はバルサではヨーロッパ戦はなし)で22試合。そして100試合の内容は、チャンピオンズリーグ56試合(バルサで20試合)、UEFAカップ36試合(バルサで7試合)、レコパ6試合、スーパーカップ2試合。10ゴール(バルサで3ゴール)決めており、59勝21敗20分の成績。 そしてこの100試合という記録は、史上6人目。1位は Guiseppe Bergomi(1979-99、インテル)の117試合。2位、107試合の Ray Clemence(1969-85 リバプール、トッテナム)。3位、104試合の Paolo Maldini(1984- ミラン)。4位、102試合の Manolo Sanchis(1984-01 マドリ)。そして同じく100試合の Lothar Matthaus(1979-00 ブルシア、バイエルン、インテル)。しかし、デブーの記録は、今シーズンまだまだ更新していく予定。 一方、バルサの選手を見てみると、ヨーロッパ戦出場数1位は、85試合のミゲーリ(1973-89)、そのあと続く4人は、ドリームチームの面々。グアルディオーラ71試合、スビサレッタ68試合、セルジ66試合、ナダール62試合となっています。 |
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[ バルサ医院 ] (2001年12月2日) レイナ、24時間入院 今日(日曜日)の午前中の練習中、ボールが当たっため軽い脳しんとうを起こしたレイナ。意識を失うことはありませんでしたが、大事をとって入院。24時間は安静にして様子を見るということです。 |
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試合終わって、落ち穂拾い(2001年12月2日)
●アラベス-バルサ● ・バルサに勝ったことにより、リーグ1位に躍り出たアラベス。それは1930年12月21日以来の出来事。なんと70年ぶりの快挙。 ・この試合で、バルサの選手5人にイエローカードがでたが、そのうちの一人、クライハートはこれで5枚目。ということは、次のセルタ戦にはでられない。 ・観客席には、元ナショナルチーム監督クレメンテの顔が。そして、その側にはビルバオ戦でのレッドカードのため3試合制裁を受けているアレサンコサブコーチの顔も。 ・アラベスでの元バルサのオランダ人選手はジョルディだけではない。昨日はベンチスタートのビチケもその一人。試合前にバルサのオランダ人選手一同から、数日前に生まれた彼の赤ちゃんへプレゼントがわたされた。 |
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クルービー!(2001年12月1日)
リバルド・クライハート・サビオラ、トリデンテと呼ばれるこの3人。14節終わって全試合スタメン出場はクライハートのみ。リーグ戦以外でも、カップ戦とチャンピオンズ1次リーグの最終戦を除けば、スタメン出場。今シーズンはポジションが下がったにもかかわらず、昨年の同じ時期とくらべてもゴール数は1つ少ないだけ。14節終了までのゴールにからむデータはこんな感じ。 ●ゴール数(エリア内から) ●シュート数(枠内・ゴールも含む) ●ヘディングシュート数 ●エリア内からのシュート ●エリア外からのシュート(枠内) ●ゴール確率 |